【7月17日 AFP】ロシアサッカー連合(RFS)は16日、ファビオ・カペッロ(Fabio Capello)氏を同国代表監督に任命すると発表した。

 RFSのニキータ・シモニヤン(Nikita Simonyan)副会長はタス通信(ITAR-TASS)に対し、「本日、カペッロ氏を代表チームの新監督に迎えることを決定しました。近日中にカペッロ氏はモスクワ(Moscow)を訪れ、詳細を詰めて契約を結ぶ見込みです」と語った。シモニヤン副会長は、カペッロ氏の訪露が18日、あるいは19日になるとしている。

 契約の詳細は明らかになっていないものの、ロシアのスポーツ・エクスプレス(Sport Express)紙は、カペッロ氏が年俸700万ユーロ(約6億7000万円)以上のオファーを受けたと報じている。

 ANSA通信は、カペッロ氏のコメントとして「うれしく、誇らしいこと。ロシア代表との関係が正しい方に向かえば満足だ。ロシアは素晴らしい国。そのチームと協力するのは私にとって大きなチャレンジだ」と伝えている。(c)AFP/Alexander Fedorets