ガンジーの書簡や写真のコレクション、競売前にインド政府が買い上げ
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【7月11日 AFP】10日に英ロンドン(London)のサザビーズ(Sotheby's)で競売にかけられる予定だった「インド独立の父」マハトマ・ガンジー(Mahatma Gandhi)の書簡や書類、写真などのコレクションを、インド政府が70万ポンド(約8600万円)で全て買い上げた。インド国立公文書館に収蔵されるという。
コレクションは、ガンジーの親しい友人だったユダヤ系ドイツ人ボディービルダー兼建築家、ヘルマン・カレンバッハ(Hermann Kallenbach)氏が所有していたもの。
インド文化庁のサンジブ・ミッタル(Sanjiv Mittal)局長はAFPの取材に、「これらの書簡は、ガンジーがさまざまな問題をどのように考えていたかを研究する上で重要だ」と説明した。「われわれは既に、カレンバッハ氏とガンジーとの間で交わされた書簡の一部を所有している。新たな書簡がその隙間を補ってくれるはずだ」
サザビーズによる同コレクションの予想落札価格は50万~70万ポンド(約6200万~8600万円)だった。(c)AFP
コレクションは、ガンジーの親しい友人だったユダヤ系ドイツ人ボディービルダー兼建築家、ヘルマン・カレンバッハ(Hermann Kallenbach)氏が所有していたもの。
インド文化庁のサンジブ・ミッタル(Sanjiv Mittal)局長はAFPの取材に、「これらの書簡は、ガンジーがさまざまな問題をどのように考えていたかを研究する上で重要だ」と説明した。「われわれは既に、カレンバッハ氏とガンジーとの間で交わされた書簡の一部を所有している。新たな書簡がその隙間を補ってくれるはずだ」
サザビーズによる同コレクションの予想落札価格は50万~70万ポンド(約6200万~8600万円)だった。(c)AFP