【7月12日 Relaxnews】フランス・パリで1日から5日まで、12/13年秋冬オートクチュールコレクションが開催された。今シーズンのベスト・ブランドやトレンドについて、仏ファッ ション専門チャンネル「パリモードTV(Paris Modes TV)」の創設者であるリラッ クスニュース(Relaxnews)のマリー・クリスチャン・マレック(Marie- Christiane Marek)シニアアドバイザーに話を聞いた。

-全体の感想について教えてください。

 今回のオートクチュールコレクションは、驚きと美に満ち溢れたとても素晴らしいものでした。メインイベントは、ラフ・シモ ンズ(Raf Simons)による「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」のデビューコレクションですね。

―特に気になった作品はありますか?

 「ディオール」と「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)」が、 それぞれに新たな解釈を加えたタキシード・スタイルが気になりました。

―トレンドカラーは?

 パステルカラー、特にピンクです。「ジャンバティスタ・ヴァリ (GiAMBATTiSTA VALLi)」や「ディオール」「シャネル」で見られました。カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)のお気に入りの色です。「ヴァレンティ ノ(Valentino)」はパウダーピンク、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ (Giorgio Armani Prive)」は夜明けのようなピンク、「エリー・サーブ (Elie Saab)」はオリエンタルなピンクを打ち出しました。

―シルエットや素材はどうでしたか?

 ひとつは何層にも重なった“ミルフィーユ”スタイルです。とても手が込んでいます。「ディオール」は多様なメッシュを、「シャネル」はフェイクファーを重ね、「ステファン・ローラン(Stéphane Rolland)」と「エリー・ サーブ」はチュールスカートが登場しました。「ヴァレンティノ」のピンクのラッフルも良かったです。すべてには複雑な刺繍が施されていました。オスマ ン帝国に影響された「エリー・サーブ」や、ブロケードに軽やかな刺繍を取り入れた「ヴァレンティノ」。「ゴルチエ」は、アー ルデコ・スタイルの刺繍が重要な役割を果たしていました。

―今季の重要なアクセサリーは?

 「ゴルチエ」や「アルマーニ」「ディオール」は、髪や背中を覆う小さなヴェールやネットを提案していました。冬の花嫁には フェザー使いですね。 「シャネル」のウエディングコートや、「ジョルジュ・チャクラ(Georges Chakra)」 のブライダル用ヘッドピースにも使われていました。すべてのウエディングスタイルは素晴らしかったのですが、特に「エリー・ サーブ」には想像をかき立てられま した。「ステファン・ローラン」では、女優のファン・ビンビン(Fan Bingbing)がウエディングドレスを着ていましたね。

―1番のお気に入りは?

 「ジャンバティスタ・ヴァリ」です。思わず息をのみました。 (c)Relaxnews/AFPBB News