【6月30日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)は29日、女子シングルス3回戦が行われ、ベルギーのキム・クライシュテルス(Kim Clijsters)は、試合途中に呼吸トラブルに見舞われた大会第12シードのベラ・ズボナレワ(Vera Zvonareva、ロシア)が棄権したため、4回戦に進出した。

 2010年大会で準優勝しているズボナレワは、第2セット途中に通常の呼吸ができなくなり、涙を流しながらメディカルタイムアウトを要求した。一度は試合を再開したズボナレワだったが、その後も呼吸は落ち着かず、クライシュテルスが6-3、4-3でリードしたところで途中棄権した。

 クライシュテルスは試合後、「ひどく咳き込んでいて、長い打ち合いをした後、回復するのに時間を費やしていた。彼女は闘志溢れる選手で、これまで何度も厳しい試合をしたけれど、棄権する姿を見るのは悲しかった」とコメントしている。

 2012年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)を最後に現役引退することを表明しているクライシュテルスは、米国のクリスティーナ・マクヘイル(Christina McHale)を6-2、6-3で退けて初の大会16強入りを果たした第8シードのアンジェリーク・クルベール(Angelique Kerber、ドイツ)と4回戦で対戦する。

 また、大会第1シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が順当に勝ち上がり、クライシュテルスもベスト8入りを果たすことができれば、両者の激突が準々決勝で実現することになる。(c)AFP