【6月27日 AFP】水泳、2012年ロンドン五輪米国代表選考会(2012 U.S. Olympic Swimming Team Trials)は26日、米ネブラスカ(Nebraska)州のオマハ(Omaha)で行われ、男子100メートル平泳ぎはブレンダン・ハンセン(Brendan Hansen)が59秒68で優勝し、ロンドン五輪出場を決めた。

 1分0秒15で2位に入ったエリック・シャントゥ(Eric Shanteau)を抑えてレースを制した30歳のハンセンは、ロンドン五輪で北島康介(Kosuke Kitajima)のライバルになるとみられている。両者が対戦した過去2回の五輪では、北島が100メートルと200メートルの2冠を達成した。

 2008年北京五輪終了後に選手活動を休止していたハンセンは、競技復帰を果たした理由についてコメントし、個人的なリベンジが目的ではないと語った。

 ハンセンは「ずっと自分のことだけを考えてやってきた。復帰してから今まで、北島のことを考えたことは1度もない。心の奥底では、必ず倒さなくてはならない相手だと理解していたが、競技復帰から五輪出場を目指す中で、ほかの人間のことを考える選手はいない。レースで一番を目指すなら自分のことだけに集中しなければならないし、そういう気持ちで取り組んでいた」と話している。

 北京五輪以降は故障に悩まされながらも、現在はロンドン五輪へ向けて調子を上げている北島は、4月に行われた日本代表選考会の100メートルと200メートルで優勝を飾り、200メートルでは高速水着が禁止された2010年以降では世界最速となる2分8秒00を記録した。

 北島への警戒心を強めているハンセンは、「北島は必ず倒さなくてはならない要注意選手だ。これからの1カ月半は、彼に勝つための努力を全力で行う」と語った。(c)AFP