「2パック」よみがえらせた米デジタルドメインが増資、プレスリー再現も
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【6月12日 AFP】米デジタルメディア企業デジタルドメイン・メディアグループ(Digital Domain Media Group、DDMG)は11日、1050万ドル(約8億3200万円)の増資を発表した。
ニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange)に上場しているデジタルドメインは、同社の普通株とワラント債(新株予約権付社債)を選定された一部の機関投資家が購入したと発表した。具体的な購入者名は明らかにしなかった。
ジョン・テクスター(John Textor)最高経営責任者(CEO)は、増資によって同社の「ミュージシャン再現ビジネス」を武器にした事業を迅速に進められると語った。
デジタルドメインは先週、ロックンロールの帝王、故エルビス・プレスリー(Elvis Presley)の肖像権を保有する米CORE Media Groupとの提携を発表しており、プレスリーの再現にかかる費用も今回の増資で調達する。
映画向けのシネマグラフィック技術で知られるデジタルドメインは、生身の人間に見えるホログラム技術を開発。米カリフォルニア(California)で4月に開催された野外音楽フェスティバル「コーチェラ(Coachella)」で、16年前にこの世を去ったラッパー、2パック(2Pac、本名:Tupac Shakur)の姿をホログラム映像で再現し、生身のスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)やドクター・ドレー(Dr. Dre)らと「共演」させて話題を呼んだ。
一方、エンターテインメント情報誌ハリウッド・リポーター(Hollywood Reporter)が先週に伝えたところによれば、米企業Digicon Mediaもマリリン・モンロー(Marilyn Monroe)の姿の再現に取り組んでおり、今年行われるコンサートに登場させる予定だという。(c)AFP