【6月7日 AFP】3日行われたミスUSA(Miss USA)最終選考会で八百長があったと参加者の1人が主張し、物議を醸している。ミス・ユニバース機構(Miss Universe Organization)のドナルド・トランプ(Donald Trump)代表は6日、この参加者を相手取り訴訟を起こす意向を表明した。

 ペンシルベニア(Miss Pennsylvania)州代表として参加したシーナ・マネン(Sheena Monnin)さんは最終選考会後、交流サイト(SNS)のフェイスブック(Facebook)上で、上位5人は選考会開始前に決まっていたと主張。米ニューヨーク(New York)市の日刊紙デーリー・ニューズ(Daily News)の報道によれば、マネンさんは「不正がはびこり、モラルに欠け、一貫性がなく、ばかげたことばかりの組織には、もう一切関わりを持ちたくない」と書き込んだ。

 これらの投稿は後に削除されたが、既に数十件に上る支持者からのメッセージが書き込まれていた。

 この主張に対しトランプ氏は、審査団の独立性は厳しく保たれていると反論。マネンさんは負け惜しみを言っているだけだと切り捨て、訴訟を起こす意向を明らかにした。

 同氏は米芸能情報サイトTMZの電話取材に対し、「私の印象では、彼女はトップ15にも遠く及ばなかっただろう」「出場して負けた女の子がコンテストに腹を立てているだけだ」などと一蹴。「彼女が使った『不正』は、とても強い意味を持つ言葉だ。われわれはこれに基き訴訟を起こす構えだ」と述べた。

 一方、ミス・ユニバース機構は、マネンさんの発言について、トランスジェンダー女性にコンテスト出場資格が与えられたことに腹を立てたことが真の動機だとする声明を発表した。今回ミスUSAの栄冠に輝いたロードアイランド(Rhode Island)州代表のオリビア・カルポ(Olivia Culpo)さんも、地元のWPROラジオとのインタビューの中で、トランスジェンダーへの出場資格付与についてマネンさんが怒っていたと語っている。(c)AFP

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