【6月6日 AFP】燃料を一切使わずに太陽エネルギーのみで飛行するスイスのソーラー飛行機「ソーラー・インパルス(Solar Impulse)」が5日、モロッコ・ラバト(Rabat)のサレ(Sale)空港に着陸し、ソーラー飛行機として史上初めての大陸間飛行を達成した。

ベルトラン・ピカール(Bertrand Piccard)氏の操縦するソーラー・インパルスは、スペイン・マドリード(Madrid)のバラハス(Barajas)空港から出発し、ジブラルタル海峡(Strait of Gibraltar)を越えてモロッコ入りした。

同機はラバトに5日間滞在した後、モハメド6世国王(King Mohammed VI)が開催する史上最大規模の太陽熱発電所の建設記念式典に出席するため、モロッコ南部のワルザザート(Ouarzazate)へ向けて飛び立つ。(c)AFP