【5月26日 AFP】米民間宇宙開発ベンチャー、スペースX(SpaceX)が打ち上げたカプセル型無人宇宙船「ドラゴン(Dragon)」が25日、国際宇宙ステーション(International Space StationISS)に民間機として初めてドッキングし、民間宇宙旅行の新時代の幕開けを飾った。

 米カリフォルニア(California)州に本社を置くスペースXによるデモンストレーション・ミッションは、ISSドッキング時にハイライトを迎えた。昨年、米航空宇宙局(NASA)が30年間続いたスペースシャトル計画を終了して以降、米宇宙船によるISSへの輸送能力は途絶えていた。

 ドラゴンは食料や補給物資、コンピューター、備品、科学機器など521キログラムをISSに輸送。ISSから660キログラム分の物資を受け取り、5月31日に地球に帰還する。(c)AFP/Kerry Sheridan

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