【5月11日 AFP】米航空宇宙局(NASA)のスピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)による赤外線観測で、太陽系外惑星スーパーアース(Super Earth、巨大地球型惑星)からの直接光がこのほど初めて検出された。

 今回、光の検出に成功したスーパーアースは「かに座55e(55 Cancri e)」で、公転周期は18時間。軌道は主星に非常に近く、常に同じ面が主星に面している。

「かに座55e」の光は主星よりもやや明るいため、スピッツァーは「かに座55e」が主星の裏側を通過する掩蔽(えんぺい)と呼ばれる現象の際の光の途切れを赤外線観測することで「かに座55e」の光を検出した。(c)AFP

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