【5月10日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ2011-12(UEFA Europa League 2011-12)は9日、ルーマニア・ブカレスト(Bucharest)の国立競技場(National Stadium)で決勝が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)がラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)の2得点などで3-0とアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)を下し、ここ3シーズンで2度目となる優勝を飾った。

 大会通算得点を12に伸ばしたファルカオは、FCポルト(FC Porto)所属時のヨーロッパリーグ2010-11(UEFA Europa League 2010-11)でも決勝点を挙げ優勝しており、UEFA杯(UEFA Cup)時代から通じて史上初めて大会連覇を飾った選手となった。

 ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)所属時にUEFA杯2008-09(UEFA Cup 2008-09)決勝を出場停止で欠場していたジエゴ・リバス(Diego Ribas)が終盤に追加点を挙げたアトレティコは、就任後数ヶ月のディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督にトロフィーを手渡した。

 またアトレティコは、2002-03シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)でFCバルセロナ(FC Barcelona)が記録した欧州大会での連勝記録を破る12連勝を飾っている。

 試合は前半7分、ファルカオが右サイドにボールを持ち込むとペナルティーエリアに入り、ビルバオのフェルナンド・アモレビエタ(Fernando Amorebieta)がピッチに足をとられると、カーブをかけたシュート放ち先制した。

 平均年齢約24歳のビルバオは、落ち着くまで時間を要したものの、徐々にインパクトを与えるようになり、今季通算29得点を挙げているフェルナンド・ジョレンテ(Fernando Llorente)がゴールに迫ったが得点はならなかった。

 すると、同34分にアトレティコは、アルダ・トゥラン(Arda Turan)のパスを受けたファルカオがエリア内でビルバオの守備陣を翻弄すると、ゴール左隅にリードを広げるシュートを突き刺した。

 後半に入って15分までにアトレティコはジエゴが、ビルバオはイニゴ・ペレス(Inigo Perez)がチャンスをつかんだものの得点を挙げることはできなかった。

 攻勢を強めたビルバオだったが、決定的なチャンスを多く作ることはできず、イバイ・ゴメス(Ibai Gomez)のボレーシュートはバーを叩き、マルケル・ スサエタ(Markel Susaeta)のシュートはチェルシー(Chelsea)から期限付きで加入しているアトレティコのゴールキーパー(GK)ティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)に防がれた。

 後半40分、アトレティコはジエゴが見事な突破からアモレビエタの中途半端なタックルをかわしてエリアの端からシュートを蹴りこみ、追加点を挙げた。

 シメオネ監督は試合後、「優勝はいつでも素晴らしいものだ。選手とすれば尚更だ。ピッチ上で叫び、走り、ウィニングランができる。監督となればそういったことを選手たちに残してやるものだ。選手たちを誇りに思うし、ファンも喜んでいる。(2011年の)12月にクラブに招聘してくれた人にはお礼を言いたい」と語った。

 一方、ビルバオのマルセロ・ビエルサ(Marcelo Bielsa)監督は「良い試合ができず残念だ。アトレティコは勝利に値する」とコメントしている。(c)AFP