【4月23日 AFP】11-12イングランド・プレミアリーグは22日、第35節の試合が各地で行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)がウォルバーハンプトン・ワンダラーズ (Wolverhampton Wanderers)に勝利を収め、エバートン(Everton)と引き分けた首位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との勝ち点差を3に縮めた。

 マンチェスター・ユナイテッドは4-2とリードして迎えた試合終盤に2失点を喫し、本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)でエバートンと4-4で引き分けた。

 前半33分にエバートンのニキツァ・イェラビッチ(Nikica Jelavic)に先制点を許したユナイテッドは、同41分にナニ(Luis Cunha aka Nani)のクロスからウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)が同点ゴールを決め、前半を1-1で折り返した。

 迎えた後半、同12分にダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)、同15分にナニ(Luis Cunha aka Nani)が立て続けに得点を奪い3-1とリードを広げたユナイテッドは、同21分にエバートンのマルアン・フェライニ(Marouane Fellaini)に1点を返されたものの、数分後にはルーニーが追加点を挙げ、勝利を手にしたかのようにみえた。

 しかし、エバートンは後半38分にイェラビッチの得点で1点差に詰め寄ると、その1分後にはスティーブン・ピーナール(Steven Pienaar)が同点ゴールを決め、終了7分前に試合を振り出しに戻した。

 試合後にユナイテッドのアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督は、「われわれは試合を捨ててしまった。これでシティに主導権が渡り、彼らとの試合が優勝の行方を左右する重要な一戦になってしまった」とコメントした。

■シティの自力優勝の可能性が復活、ウルブスは降格決定

 一方、最下位ウォルバーハンプトンと対戦したマンチェスター・シティは、セルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)とサミル・ナスリ(Samir Nasri)の得点で2-0と快勝し、30日に本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)で対戦するユナイテッドとの勝ち点差を3に縮め、44年ぶりのリーグ制覇の可能性が復活させた。

 シティがユナイテッドとの直接対決を制した場合、その時点でリーグ戦2試合を残す両者は勝ち点で並び、得失点差で上回るシティが首位に立つことになる。

 しかしながらシティのロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督は、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、優勝争いで優位に立っているのはユナイテッドだとの見解を示した。

 マンチーニ監督は「ユナイテッドは勝ち点3差でリードしており、直接対決後の2試合もスウォンジー・シティ(Swansea City)とサンダーランド(Sunderland AFC)といった格下が相手だ。われわれは敵地でニューカッスル(Newcastle United)、ホームでクイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park Rangers、QPR)との対戦が残っている」と話している。

 一方、敗れたウォルバーハンプトンは2部降格が決定した。成績不振を理由に監督を解任されたミック・マッカーシー(Mick McCarthy)氏の後任としてコーチから昇格したテリー・コナー(Terry Connor)監督は、「スタッフや選手をはじめ、クラブに関わるすべての人にとって残酷な一日となった。この苦しみはしばらく続くだろう」とコメントした。

 同日行われたその他の試合では、リバプール(Liverpool FC)が元監督のロイ・ホジソン(Roy Hodgson)氏が指揮を執るウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich Albion、WBA)に0-1で敗れている。(c)AFP/Julian Guyer