【4月19日 AFP】11-12フランス・リーグ1は18日、第32節の2試合が行われ、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)は0-3でトゥールーズ(Toulouse FC)に敗れ、欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)出場権獲得が遠のいた。

 14日に行われたフランスリーグ杯2011-12(French League Cup 11-12)決勝で延長戦の末にオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に敗れ、リーグ戦で挽回を図りたかったリヨンだが、創造力に欠けた戦い方で、前半9分にパンチ・シリエ(Pantxi Sirieix)、同22分にエマヌエル・リヴィエール(Emmanuel Riviere)、後半ロスタイムにウムル・ブルト(Umut Bulut)にゴールを許した。

 4位のリヨンは残り6試合で3位につけるリール(Lille OSC)との勝ち点差が6に広がったうえ、勝利したトゥールーズには勝ち点で追い付かれ、ヨーロッパリーグ2012-13(UEFA Europa League 2012-13)出場権獲得を争うことになった。

 しかしながら、リヨンは28日に控える3部リーグのUSクヴィリー(US Quevilly)とのフランス杯2011-12(French Cup 11-12)決勝で優勝を果たせば、自動的にヨーロッパリーグ出場となる。また、リールが首位モンペリエ(Montpellier HSC)や2位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)との試合を残している事もあり、3位を争うかすかな望みは残されている。

 一方マルセイユは、ホームでカーン(SM Caen)と1-1で引き分けた。

 前半11分、カーンのフレデリック・ブロー(Frederic Bulot)に先制を許したマルセイユだが、同26分、ハンドの判定で獲得したペナルティーキック(PK)をロイク・レミ(Loic Remy)が決め、同点に持ち込んだ。これでマルセイユはリーグ戦で11試合勝利なしと不振が続き、一方のカーンは勝ち点1を得て降格圏から一歩抜け出ている。(c)AFP