ウィリアムズ、開発ドライバーに女性を起用
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【4月12日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するウィリアムズ(Williams)は11日、開発ドライバーに女性ドライバーのスージー・ヴォルフ(Susie Wolff)を起用すると発表した。
スージーはウィリアムズの共同オーナーを務めるトト・ヴォルフ(Toto Wolff)氏の妻で、チームは選考プロセスに夫のトト氏は関与していないとしている。
ドイツ・ツーリングカー選手権(Deutsche Tourenwagen Masters、DTM)でレーサーとしての経験を積んでいる29歳のスージーについて、ウィリアムズのフランク・ウィリアムズ(Frank Williams)代表は、「彼女は才能と高いプロ意識を持って成功を収めたドライバーで、世界で最も厳しいシリーズで戦ってきた」と語った。
またウィリアムズ代表は、「スージーは開発ドライバーとしてウィリアムズに加入し、シミュレーターや技術的な開発のアシストをしてもらう。『(マシンの)FW34』に関する空力テストやトラックでのテスト走行を行うだけでなく、いくつかのレースにも参戦することになる」とコメントしている。
一方、ヴォルフは「女性がモータースポーツ界の最高峰でも活躍できることを証明したいと思っています。また、チームの一員として教育や交通安全の分野など、社会的責任のあるプログラムにも関わっていきたいと思っています」とコメントしている。
■2012年にF1チームと契約を結んだ女性ドライバーはデ・ビロタに続いて2人目
2012年にF1チームと契約を結んだ女性ドライバーは、元F1ドライバーのエミリオ・デ・ビロタ(Emilio de Villota)氏の娘で、3月にマルシャ(Marussia F1 Team)とテストドライバー契約を結んだマリア・デ・ビロタ(Maria De Villota)に続き、今シーズン2人目となる。
スペイン出身のマリア・デ・ビロタは、スペインF3をはじめ、デイトナ24時間レース(Daytona 24 Hours)、ユーロ3000選手権(Euroseries 3000)、スーパーリーグ・フォーミュラ選手権(Superleague Formula Championship)など、様々なスポーツカーレースに参戦しており、2011年8月にはロータス・ルノーGP(Lotus Renault GP、現ロータスLotus F1 Team)のテスト走行に参加し、約300キロメートルを走破した。
過去にF1に参戦した女性ドライバーには、1958年のベルギーGP(Belguim Grand Prix)で10位に入ったイタリア出身のマリア・テレーザ・デ・フィリップス(Maria Teresa de Filippis)と、1975年のスペインGP(Spanish Grand Prix)で6位に入った同じくイタリア出身のレラ・ロンバルディ(Lella Lombardi)がいる。
ロンバルディ以降、1976年と78年に英国出身のデヴィナ・ガリカ(Divina Galica)、80年に南アフリカ出身のデジレ・ウィルソン(Desire Wilson)、92年にイタリア出身のジョバンナ・アマティ(Giovanna Amati)がF1に参戦しているが、いずれも予選落ちに終わり、決勝には出場していない。(c)AFP
【関連記事】マルシャ、テストドライバーに女性を起用
スージーはウィリアムズの共同オーナーを務めるトト・ヴォルフ(Toto Wolff)氏の妻で、チームは選考プロセスに夫のトト氏は関与していないとしている。
ドイツ・ツーリングカー選手権(Deutsche Tourenwagen Masters、DTM)でレーサーとしての経験を積んでいる29歳のスージーについて、ウィリアムズのフランク・ウィリアムズ(Frank Williams)代表は、「彼女は才能と高いプロ意識を持って成功を収めたドライバーで、世界で最も厳しいシリーズで戦ってきた」と語った。
またウィリアムズ代表は、「スージーは開発ドライバーとしてウィリアムズに加入し、シミュレーターや技術的な開発のアシストをしてもらう。『(マシンの)FW34』に関する空力テストやトラックでのテスト走行を行うだけでなく、いくつかのレースにも参戦することになる」とコメントしている。
一方、ヴォルフは「女性がモータースポーツ界の最高峰でも活躍できることを証明したいと思っています。また、チームの一員として教育や交通安全の分野など、社会的責任のあるプログラムにも関わっていきたいと思っています」とコメントしている。
■2012年にF1チームと契約を結んだ女性ドライバーはデ・ビロタに続いて2人目
2012年にF1チームと契約を結んだ女性ドライバーは、元F1ドライバーのエミリオ・デ・ビロタ(Emilio de Villota)氏の娘で、3月にマルシャ(Marussia F1 Team)とテストドライバー契約を結んだマリア・デ・ビロタ(Maria De Villota)に続き、今シーズン2人目となる。
スペイン出身のマリア・デ・ビロタは、スペインF3をはじめ、デイトナ24時間レース(Daytona 24 Hours)、ユーロ3000選手権(Euroseries 3000)、スーパーリーグ・フォーミュラ選手権(Superleague Formula Championship)など、様々なスポーツカーレースに参戦しており、2011年8月にはロータス・ルノーGP(Lotus Renault GP、現ロータスLotus F1 Team)のテスト走行に参加し、約300キロメートルを走破した。
過去にF1に参戦した女性ドライバーには、1958年のベルギーGP(Belguim Grand Prix)で10位に入ったイタリア出身のマリア・テレーザ・デ・フィリップス(Maria Teresa de Filippis)と、1975年のスペインGP(Spanish Grand Prix)で6位に入った同じくイタリア出身のレラ・ロンバルディ(Lella Lombardi)がいる。
ロンバルディ以降、1976年と78年に英国出身のデヴィナ・ガリカ(Divina Galica)、80年に南アフリカ出身のデジレ・ウィルソン(Desire Wilson)、92年にイタリア出身のジョバンナ・アマティ(Giovanna Amati)がF1に参戦しているが、いずれも予選落ちに終わり、決勝には出場していない。(c)AFP
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