【4月9日 AFP】(記事更新)11-12イングランド・プレミアリーグは8日、第32節が2試合行われ、2位マンチェスター・シティ(Manchester City)が0-1でアーセナル(Arsenal)に敗れ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が通算20回目のリーグ制覇に大きく前進した。

 マンチェスター・ユナイテッド(以下ユナイテッド)は本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)でクイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park RangersQPR)に2-0で快勝し、敗れたマンチェスター・シティ(以下シティ)との勝ち点差を8に広げた。

 また、後半42分にミケル・アルテタ(Mikel Arteta)が挙げたゴールで勝利を収めたアーセナルは、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を抑えて3位の座を守っている。

■逆転優勝が厳しくなったシティ、マンチーニ監督「ベストを尽くす」

 試合前にシティのロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督は、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「今日の試合はわれわれにとって最終戦のようなものだ。今日勝たなければ、勝ち点8差からの逆転は不可能だ」と話し、1968年以来のリーグ優勝を果たすためにはアーセナル戦に勝たなければならないと語っていた。

 試合後にシティの優勝は不可能なのかと問われたマンチーニ監督は「計算上、絶対に無理ではない。とても難しいが、ベストを尽くす」とコメントしている。

 またマンチーニ監督は、試合終盤にレッドカードで退場処分となったマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)については我慢の限界を迎えている様子を見せた。

 マンチーニ監督は「そもそも最初のファウルが酷かった。マリオは悪いやつではない。だから擁護するが、この先も変われなければ、選手としての才能を無駄にすることになる。このようなプレーを続けては駄目だ」と語った。

■ユナイテッドは順当に勝利し首位快走

 一方、ユナイテッドはウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)とポール・スコールズ(Paul Scholes)が得点を記録し、得失点差でもシティを2ゴール上回った。一方、敗れたQPRは、得失点差で降格圏外の17位につけているものの、依然として厳しい状況が続いている。

 前半14分にユナイテッドは、アシュリー・ヤング(Ashley Young)がQPRの主将ショーン・デリー(Shaun Derry)に倒されて得たペナルティーキック(PK)からルーニーが今シーズン通算30得点目となるゴールを奪い先制すると、同23分にはスコールズが追加点を挙げた。

 ユナイテッドにPKを与えた判定で、リー・メイソン(Lee Mason)主審はデリーにレッドカードを提示し退場処分を下したが、ヤングはオフサイドの位置でボールを受けており、デリーのファウルも最低限の接触に見えるため、QPRのマーク・ヒューズ(Mark Hughes)監督はレッドカードの取り消しを求め、上訴の意向を示している。(c)AFP/Julian Guyer