【4月8日 AFP】インドとパキスタンが領有権を争うカシミール(Kashmir)地方の山岳地帯で7日早朝、雪崩が起き、パキスタン軍が駐留する施設で主に兵士ら最大135人が生き埋めとなった。

 雪崩があったのはシアチェン(Siachen)氷河そばにある居住が困難な地区。パキスタン軍の兵士150人と捜索犬、ヘリコプターが出動して1平方キロメートルの雪崩被害地区で捜索活動が行われたが、丸1日の捜索後も生存者は発見されていない。

 パキスタン軍は7日夜に声明を発表し、「兵士124人、民間人11人」を含む最大135人が、ガヤリ(Gayari)地区で「早朝に起きた巨大な雪崩に飲み込まれた」恐れがあると述べた。(c)AFP/Sajjad Tarakzai