【4月2日 AFP】2011年の最低な映画に贈られるゴールデン・ラズベリー賞(通称:ラジー賞、Golden Raspberry Awards、Razzies)が25日、米サンタモニカ(Santa Monica)で発表され、米俳優アダム・サンドラー(Adam Sandler、45)主演の『ジャックとジル(Jack & Jill)』が全10部門を制覇した。同一作品が全部門で受賞したのは、32年のラジー賞の歴史で初めて。

 最多11のノミネートを果たしていたサンドラー自身は、『ジャックとジル』で一人二役に挑んだ双子の兄妹役で最低主演男優賞と同主演女優賞をダブル受賞したほか、最低スクリーン・カップル賞、最低脚本賞なども獲得した。

 最低助演男優賞は、『ジャックとジル』に本人役で出演したアル・パチーノ(Al Pacino)、最低助演女優賞は同作品に女性役で出演したデヴィッド・スペード(David Spade)が受賞した。

 米国46州と17か国の657人による投票で決まるラジー賞の受賞結果は、これまでアカデミー賞授賞式前日に発表されていた。しかし今年は、ノミネーションをアカデミー賞前日に発表し、エープリルフールの4月1日に受賞者を発表した。

 受賞結果は以下のとおり(★が受賞)。

<最低作品賞>
-『ポルノ☆スターへの道(Bucky Larson: Born to Be a Star)』
★『ジャックとジル』
-『ニューイヤーズ・イブ(New Year's Eve)』
-『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(Transformers: Dark of the Moon)』
-『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1(The Twilight Saga: Breaking Dawn - Part 1)』

<最低主演男優賞>
-ラッセル・ブランド(Russell Brand)--『Arthur
-ニコラス・ケイジ(Nicolas Cage)--『ドライブ・アングリー3D(Drive Angry)』、『デビルクエスト(Season of the Witch)』、『ブレイクアウト(Trespass)』
-テイラー・ロートナー(Taylor Lautner)--『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』、『ミッシング ID(Abduction)』
★アダム・サンドラー--『ジャックとジル』、『ウソツキは結婚のはじまり(Just Go With It)』
-ニック・スウォードソン(Nick Swardson)--『ポルノ☆スターへの道』

<最低主演女優賞>
-マーティン・ローレンス(Martin Lawrence)--『ビッグママ・ハウス3(Big Mommas: Like Father, Like Son)』
-サラ・ペイリン(Sarah Palin)--『Sarah Palin: The Undefeated
-サラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)--『ニューイヤーズ・イブ』、『ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ)(I Don't Know How She Does It)』
★アダム・サンドラー--『ジャックとジル』
-クリステン・スチュワート(Kristen Stewart)--『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』

<最低助演男優賞>
-パトリック・デンプシー(Patrick Dempsey)--『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
-ジェームズ・フランコ(James Franco)--『Your Highness
-ケン・チョン(Ken Jeong)--『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(The Hangover Part II)』、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』、『ビッグママ・ハウス3』、『Zookeeper
★アル・パチーノ--『ジャックとジル』
-ニック・スウォードソン(Nick Swardson)--『ジャックとジル』、『ウソツキは結婚のはじまり』

<最低助演女優賞>
-ケイティ・ホームズ(Katie Holmes)--『ジャックとジル』
-ブランドン・T・ジャクソン(Brandon T. Jackson)--『ビッグママ・ハウス3』
-ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)--『ウソツキは結婚のはじまり』
★デヴィッド・スペード--『ジャックとジル』
-下着モデル--『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』

<最低監督賞>
-マイケル・ベイ(Michael Bay)--『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
-トム・ブラディ(Tom Brady)--『ポルノ☆スターへの道』
-ビル・コンドン(Bill Condon)--『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』
★デニス・デューガン(Dennis Dugan)--『ジャックとジル』、『ウソツキは結婚のはじまり』
-ゲイリー・マーシャル(Garry Marshall)--『ニューイヤーズ・イブ』

<最低脚本賞>
-『ポルノ☆スターへの道』
★『ジャックとジル』
-『ニューイヤーズ・イブ』
-『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
-『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』

<最低リメイク・続編賞>
-『Arthur』
-『ポルノ☆スターへの道』
-『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』
★『ジャックとジル』
-『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』

<最低スクリーン・アンサンブル賞>
-『ポルノ☆スターへの道』
★『ジャックとジル』
-『ニューイヤーズ・イブ』
-『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
-『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』

<最低スクリーン・カップル賞>
-ニコラス・ケイジ&その共演者--ケイジが出演した3作品すべて
-シャイア・ラブーフ(Shia LaBeouf)&下着モデル--『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
★アダム・サンドラー&ケイティ・ホームズまたはアル・パチーノまたはアダム・サンドラー--『ジャックとジル』
-アダム・サンドラー&ジェニファー・アニストン(Jennifer Aniston)またはブルックリン・デッカー(Brooklyn Decker)--『ウソツキは結婚のはじまり』
-クリステン・スチュワート&テイラー・ロートナーまたはロバート・パティンソン(Robert Pattinson)--『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』 (c)AFP