【3月29日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)は28日、準々決勝第1戦が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に2-0で先勝した。

 マルセイユの本拠地スタッド・ヴェロ ドローム(Stade Velodrome)で行われた試合でバイエルンは、前半44分にマリオ・ゴメス(Mario Gomez)が今大会通算11得点目となる先制点を挙げると、後半24分にはアリエン・ロッベン(Arjen Robben)が追加点を決め引き離した。

 マルセイユは、GKスティーヴ・マンダンダ(Steve Mandanda)を出場停止で欠き、代わりに3番手GKのエリントン・アンドラージ(Elinton Andrade)を先発起用したものの、2011年1月以来となる試合出場を果たしたブラジル人キーパーは2失点を喫した。

 リーグ戦を含めて6連勝中のバイエルンは、ゴメスが大会得点ランキング1位に立つFCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)に1点差と迫るなど絶好調で、気持ちは既に5月19日に本拠地アリアンツ・アレーナ・スタジアム(Allianz Arena Stadium)で行われる決勝戦への切符をかけた、レアル・マドリード(Real Madrid)との対戦が見込まれる準決勝に向いている。

 一方敗れたマルセイユは、ここ最近の9試合で8敗目を喫している。(c)AFP/Tom Williams