【3月29日 AFP】テニス、ソニー・エリクソン・オープン2012(Sony Ericsson Open 2012)は28日、米フロリダ(Florida)州キービスケーン(Key Biscayne)で女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)は3-6、3-6で大会第7シードのマリオン・バルトリ(Marion Bartoli、フランス)に敗れた。

 4回戦では大会第16シードのドミニカ・チブルコワ(Dominika Cibulkova、スロバキア)に1-6、7-6、7-5で辛勝したアザレンカだったが、同じように粘ることができなかった。

 全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2012)でグランドスラム初優勝を飾ったほか、アピア国際(2012 Apia International Sydney tennis tournament)、カタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2012)、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2012)のタイトルを総なめするなど、2012年シーズンはこれまで無敗のアザレンカだったが、連勝記録は26で途切れた。

 アザレンカの記録は、1997年にマルチナ・ヒンギス(Martina Hingis)氏が打ち立てたシングルス37連勝達成以降では、最長の連勝記録となっている。

 一方、準決勝進出を決めたバルトリは、6-4、6-1でヴィーナス・ウィリアムズ(Venus Williams、米国)を下した大会第5シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)と決勝進出をかけて対戦する。(c)AFP