【3月29日 AFP】テニス、ソニー・エリクソン・オープン2012(Sony Ericsson Open 2012)は28日、米フロリダ(Florida)州キービスケーン(Key Biscayne)で男子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と大会第4シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が4強に名乗りを上げた。両者は準決勝で対戦する。

 2012年シーズン初タイトルも狙っているナダルは、6-2、5-7、6-4で第6シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)を下し準決勝に進出した。

 同大会ではこれまで一度も優勝できず、3度の準優勝に終わっているナダルは、サービスエースを奪えずにサーブ権を握る間は苦しんだものの、ツォンガのブレークチャンスを10回中8回阻止する粘り強さを見せ、3時間近いツォンガとの戦いを制した。

 一方のマレーは、4-6、6-3、6-4で大会第9シードのヤンコ・ティプサレビッチ(Janko Tipsarevic、セルビア)を退けている。(c)AFP