【3月24日 AFP】運転免許と基礎的なコンピュータースキルが条件――東日本大震災で打撃を受けた東北地方の観光を盛り上げる一環として、秋田県男鹿市が名物なまはげに扮して観光を盛り上げる「なまはげのなり手」を募集している。

 男鹿市は、東日本大震災後の失業者を救済する緊急雇用創出事業として、伝統のなまはげの活用に着目した。募集人数は3人、月給は20万5800円。

 これまで特別な行事の際には、観光協会の職員やその知人などがなまはげに扮してきたが、震災後の観光を盛り上げ、発信していくためには3人のフルタイムのなまはげが必要だと判断した。イベントの後のレポートを書くことも、なまはげの仕事の一部だ。

 同協会では、市の観光を真にPRするために「男鹿市の顔」として、なまはげを派遣したいとしている。(c)AFP

【参考】男鹿市の求人情報