【3月23日 AFP】スイス紙ターゲス・アンツァイガー(Tages-Anzeiger)は21日、同国ニー・サーカス(Circus Knie)のゾウ3頭は、50~300キロ減量する必要があると報道した。

 今後はゾウに特別な低糖質の餌を与えるほか、干し草の入った容器をゾウの頭上につるし、体を動かさないと餌を食べられないようにする。最も大幅な減量が必要なのは体重4.3トンのサブ(Sabu)で、300キロ痩せなくてはならない。

 ニー・サーカスの獣医、ハンスペーター・シュタインメッツ(Hanspeter Steinmetz)氏は、ゾウが肥満かどうかはお尻を見ればすぐに分かると言う。ゾウの寛骨(かんこつ、骨盤を構成する骨の1つ)がほとんどまたは全く見えなくなっている場合は太りすぎで、逆に目立ちすぎている場合は痩せすぎだという。(c)AFP