【3月22日 AFP】テニス、ソニー・エリクソン・オープン2012(Sony Ericsson Open 2012)は21日、米フロリダ(Florida)州キービスケーン(Key Biscayne)で女子シングルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(Kimiko Date-Krumm)は0-6、3-6でグランドスラム(4大大会)通算7勝を誇る米国のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams)に敗れた。

 一方、2011年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2011)を棄権し、自己免疫疾患の一つであるシェーグレン症候群(Sjogren's Syndrome)と診断されたことを公表したヴィーナスは、ツアー復帰戦を勝利で飾っている。

 全米オープン女子シングルス1回戦を勝利した後に大会を棄権して以降、ツアーを欠場していたヴィーナスは、2月に行われた国別対抗戦フェドカップ(2012 Fed Cup)に米国代表として出場し、ダブルスでプレーしていた。

 2回戦でヴィーナスは、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2011)覇者で大会第3シードのペトラ・クヴィトバ(Petra Kvitova、チェコ)と対戦する。

■けがから復帰したクライシュテルスも勝利

 また、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2012)女子シングルス準決勝でビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)に敗れて以降、ツアーを欠場していた元世界ランキング1位のキム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)も復帰を果たし、オーストラリアのジャーミラ・ガイドソバ(Jarmila Gajdosova)を4-6、6-1、6-0で下した。

 故障に苦しみながら2011年シーズンを過ごしたクライシュテルスは、負傷した足首を休めるため、カリフォルニア州インディアン・ウェルズ(Indian Wells)で開催されたBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2012)を欠場していた。

 2005年大会と2010年大会で優勝しているクライシュテルスは、2回戦で大会第14シードのユリア・ゲルゲス(Julia Goerges、ドイツ)と対戦する。(c)AFP