【3月21日 AFP】11-12スペイン1部リーグは20日、第29節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)がハットトリックを達成する活躍を見せ、グラナダ(Granada CF)を5-3で下した。

 3得点を挙げたメッシは、バルセロナでの公式戦通算得点数を234得点に伸ばし、セサル・ロドリゲス(Cesar Rodriguez Alvarez)氏が保持していたクラブ歴代最多得点記録を更新した。

 1940年代から1950年代にかけてバルセロナで活躍したセサル氏のクラブ通算得点数は、つい先日まで235得点とされていたが、クラブは20日に同氏の通算得点数は232得点だったことが調査の結果で明らかになったと発表している。

 また、メッシは今シーズンのリーグ戦通算得点数を34得点に伸ばし、同32得点のレアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を抜いて得点王争いでトップに立った。

 前半にシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)とメッシの得点で2点を先取したバルセロナは、後半に入るとグラナダに2ゴールを奪われ2-2の同点に追いつかれたものの、後半22分にメッシがクラブ歴代最多得点となる通算233得点目を挙げ3-2と勝ち越した。

 その後、クリスティアン・テージョ(Christian Tello)のゴールでリードを広げたバルセロナは、後半41分にメッシがハットトリック達成となる通算234得点目を記録し、同43分にはダニエル・アルヴェス(Daniel Alves)が2枚目のイエローカードで退場となりグラナダにペナルティーキックを献上したものの、勝利を収めた。

 この勝利でバルセロナは、21日にビジャレアル(Villarreal CF)と対戦する首位レアル・マドリードとの勝ち点差を5に縮めている。(c)AFP