【3月19日 AFP】(記事更新)テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2012)は18日、米カリフォルニア州インディアン・ウェルズ(Indian Wells)で男子シングルス決勝が行われ、大会第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は7-6、6-3で大会第11シードのジョン・アイズナー(John Isner、米国)を破り、大会通算4度目の優勝を飾った。

 ABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2012)、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2012)に続き、シーズン3勝目を挙げたフェデラーの大会通算4度目の優勝は、米国のジミー・コナーズ(Jimmy Connors)氏とマイケル・チャン(Michael Chang)氏の3回を抜いて歴代最多となった。

 試合後にフェデラーは、風邪をひきながらもこの一週間を戦い抜いたことを明かし、「体調が優れなくてもプレーしなければならない時もある。最後まで勝てて満足しているよ。優勝することは本当に嬉しいし、素晴らしい気持ちになる」と語った。

 3回戦でミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)、4回戦でブラジルのトーマス・ベルッチ(Thomaz Bellucci)、準々決勝で2009年全米オープン覇者のファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)、準決勝で大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を破り、決勝まで勝ち進んだフェデラーは、デビスカップ(Davis Cup 2012)で敗戦を喫したアイズナーにリベンジを果たし、今シーズンのシングルス通算戦績を22勝2敗としている。(c)AFP/Greg Heakes