【3月19日 AFP】サッカー元イラン代表のスター選手で、同国代表の監督も務めた経歴を持つアリ・ダエイ(Ali Daei)氏が18日、交通事故に遭った。

 イランのラーフ・アーハンFC(Rah Ahan FC)で監督を務めるダエイ氏は、チームの練習からの帰宅途中に交通事故に遭い、病院に搬送された。

 事故直後の第一報では、ダエイ氏が極めて危険な状態にあると報じられていたが、その後イラン国営テレビ(Iranian state TV)は、ダエイ氏が頭部を負傷したものの骨折はしておらず、容態は安定していると伝え、テレビには搬送されたエスファハーン(Isfahan)市内の病院で話す様子も映し出された。

 アジア・サッカー連盟(Asian Football ConfederationAFC)は、「AFCはイランの伝説アリ・ダエイの一刻も早い回復と完治を願っている。アジアサッカー界を代表するダエイ氏をサポートする準備はできている」と声明を発表した。

 42歳のダエイ氏は、イラン代表として149試合に出場し、国際Aマッチ歴代最多となる通算109得点を記録している。(c)AFP