【3月19日 AFP】11-12イタリア・セリエAは18日、第28節の試合が各地で行われ、ウディネーゼ(Udinese)とナポリ(SSC Napoli)は2-2の引き分けに終わり、ともに欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)出場権獲得圏内の3位に浮上するチャンスを逃した。

 同日行われた試合で3位のラツィオ(SS Lazio)が0-1でカターニア(Calcio Catania)に敗れていたため、ウディネーゼとナポリのどちらかが勝利すれば3位に浮上できたが、ともに勝ち点1を分け合った。

 ウディネーゼはジャンピエーロ・ピンツィ(Giampiero Pinzi)とアントニオ・ディ・ナターレ(Antonio Di Natale)のゴールで2点を先取したものの、その後ナポリはエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が2得点を奪い、引き分けに持ち込んだ。

 ウディネーゼはリーグ戦最近7試合で1勝しか挙げておらず、ナポリの連勝は5で止まった。

 ラツィオは、後半35分にニコラ・レグロッターリエ(Nicola Legrottaglie)に決勝点を許し、カターニアに0-1で敗れたものの、ウディネーゼとナポリが引き分けたため3位をキープした。

 勝利したカターニアは、勝ち点でインテル(Inter Milan)とASローマ(AS Roma)に並び、ヨーロッパリーグ2012-13(UEFA Europa League 2012-13)出場権獲得が狙える位置につけている。

 一方、インテルはホームでアタランタ(Atalanta)と0-0で引き分けた。インテルはリーグ戦過去9試合中6試合で無得点に終わっており、ホームでは5試合も勝利から見放されている。

 今シーズンのリーグ戦10試合を残しているインテルは、ヨーロッパリーグ2012-13出場権獲得圏内まで勝ち点6差、欧州チャンピオンズリーグ2012-13出場権獲得圏内まで同7差としている。(c)AFP/Barnaby Chesterman