【3月19日 AFP】(記事更新)テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2012)は18日、米カリフォルニア州インディアン・ウェルズ(Indian Wells)で女子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)は6-2、6-3のストレートで大会第2シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)を破り、2012年シーズンの連勝を23に伸ばした。

 4年ぶりに世界ランキング1位と同2位の対戦が実現した決勝は、1月に行われた全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2012)決勝と同じ組み合わせとなった。

 2011年の同大会準々決勝でカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)と対戦し、負傷により途中棄権を余儀なくされたアザレンカは、シャラポワを試合時間86分で退け、昨年味わった悔しさを晴らすことに成功した。

 2012年シーズンに出場した試合すべてで勝利を収め、2003年にセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams)が記録した21連勝を今大会で上回ったアザレンカには、1997年にマルチナ・ヒンギス(Martina Hingis)氏が記録したシングルス37連勝の記録更新の期待が懸かることになる。

 一方、3度のグランドスラム優勝を誇るシャラポワは、アザレンカとの通算対戦成績を3勝5敗とした。(c)AFP/Greg Heakes