【3月18日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2012)は17日、米カリフォルニア州インディアン・ウェルズ(Indian Wells)で男子シングルス準決勝が行われ、大会第11シードのジョン・アイズナー(John Isner、米国)と大会第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が決勝に進出した。

 世界ランキング11位のアイズナーは合計20本のサービスエースを記録し、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を7-6、3-6、7-6で破った。この勝利でアイズナーは、自身初の世界ランク10位以内を確定させている。

 全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2012)王者のジョコビッチは、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2012)の準決勝でアンディ・マレー(Andy Murray、英国)に敗れており、今回の敗戦で2大会連続準決勝敗退に終わり、今シーズンのシングルス通算成績は14勝2敗となった。
 
 一方、通算16度のグランドスラム制覇を誇るフェデラーは、全仏オープンテニス2011(French Open 2011)王者で大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を6-3、6-4で下した。

 フェデラーとナダルは試合前までに27回対戦し、ナダルが18勝を挙げていたが、インディアナ・ウェルズでの対戦は今回が初めてだった。(c)AFP/Greg Heakes