【3月18日 AFP】ラグビーシックスネイションズ(Six Nations Rugby 2012)は17日、最終第5週の3試合が各地で行われ、ウェールズが16-9でフランスを下し、最近8年間で3度目となるグランドスラム(全勝優勝)を達成した。

 2011年ラグビーW杯ニュージーランド大会(Rugby World Cup 2011)準決勝で、同大会準優勝のフランスに1点差で敗れたリベンジを果たしたウェールズは、今大会でアイルランドを23-21で、スコットランドを27-13で、イングランドを19-12で、イタリアを24-3で下している。

 フライハーフのリース・プリーストランド(Rhys Priestland)とフランカーのダン・リディエイト(Dan Lydiate)がそつのない試合運びを見せたウェールズは、アレックス・クスバート(Alex Cuthbert)が1トライを記録し、リー・ハーフペニー(Leigh Halfpenny)が3本のペナルティーキックと1本のコンバージョンキックを成功させた。

 一方、フランスはディミトリ・ヤシュヴィリ(Dimitri Yachvili)とリオネル・ボクシス(Lionel Beauxis)による合計3本のペナルティーキックのみに終わった。(c)AFP/Luke Phillips