【3月17日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2012)は16日、米カリフォルニア州インディアン・ウェルズ(Indian Wells)で女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)と大会第2シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が決勝に進出した。

 世界ランク1位のアザレンカは6-4、6-3で大会第18シードのアンジェリーク・クルベール(Angelique Kerber、ドイツ)を退け、今シーズンのシングルス成績を22勝0敗とした。アザレンカの連勝記録は、マルチナ・ヒンギス(Martina Hingis)氏が1997年に達成した37連勝を達成して以来となる。

 全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2012)で優勝したアザレンカは、今シーズンすでに3度の優勝を飾っており、出場6大会連続で決勝に進出している。

 一方、2006年の同大会女王で世界ランク2位のシャラポワは、大会第15シードのアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)が負傷により途中棄権したため、決勝に勝ち進んだ。

 これにより決勝は、2008年に当時世界ランク1位だったジュスティーヌ・エナン(Justine Henin、ベルギー)と同2位のスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)が対戦して以来初となる世界ランキング上位2強の対戦が実現することになった。(c)AFP/Greg Heakes