【3月15日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)は14日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は4-1でCSKAモスクワ(CSKA Moscow)に勝利し、2試合合計スコアを5-2として準々決勝進出を決めた。

 レアル・マドリードは前半25分、ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)の得点で先制すると、後半10分にクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)、同25分にカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)がゴールを挙げた。同32分にはCSKAモスクワのゾラン・トシッチ(Zoran Tosic)に1点を返されたものの、後半ロスタイムにロナウドが2点目を決め完勝した。

 試合後、レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、「2点目が入るまでは思っていた以上に苦しかったし、最後まで過酷な戦いだったが、チャンピオンズリーグはどの試合もそういうものだ」とコメントしながらも、「私たちは完成されてバランスの取れた試合運びができた。準々決勝では、どのチームが対戦相手でもしっかり戦える」と語った。
 
 しかしこの試合で、シャビ・アロンソ(Xabi Alonso)がイエローカードの累積により準々決勝第1戦を出場停止処分となり、レアル・マドリードは不安も抱えることとなった。

 準々決勝の組み合わせ抽選は16日に行われる。(c)AFP/Dermot Ledwith