バーチャルな青空で輝く未来のオフィス、情報技術見本市「CeBIT」で公開
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【3月12日 AFP】デスクから顔をあげれば、明るい春の空にゆっくりと漂う小さな雲――未来のオフィスでは、まるで青空の下にいるような気分で仕事ができるようになる。日当たりの悪いオフィスであくせく働く人たちにとっては朗報だ。
このような空間の変化は、ドイツ北部ハノーバー(Hanover)で開催された世界最大の情報技術見本市「CeBIT」に出展されたLED(発光ダイオード)照明システム、通称「バーチャルスカイ(Virtual sky)」を使う事で可能となる。
このシステムは288個のLEDを搭載したフラットスクリーン・パネルで天井を覆う。それぞれの発光素子は赤、青、緑、白の光を発することができ、その組み合わせで1600万色を表現できる。雲のような動く形状を表現したり、時間によって日の出や日没など1日の太陽の変化を模したりすることも可能だ。
「バーチャルスカイ」を開発した独フラウンホーファー協会(Fraunhofer Institute)のマティアス・ブエス(Matthias Bues)氏によると、空間が広がっているという感覚が、働く人の生産性を大きく向上させることが研究結果で示されている。「(この照明は)本当に屋外にいるような気分にしてくれる。光は人間の幸福感にとってとても重要で、人は『オフィスにいるのではない』という感覚を好むのだ」
今回のCeBITで「バーチャルスカイ」を発表してから、フラウンホーファー協会には問い合わせが殺到しているという。蛍光灯ではなくLEDを使っているので従来のオフィス照明より環境に優しい。「数社が非常に強い関心を寄せている。間違いなく、もうすぐ実際のオフィスで目にすることになるだろう」とブエス氏。病院や福祉施設なども興味を示しているという。「お年寄りや病気の人、体に障害がある人など、外へあまり出かけることができない人たちにとっても、大きな癒し効果があるだろう」
「バーチャルスカイ」のコストは、50平方センチのパネル1枚あたり約1200ユーロ(約13万円)だという。(c)AFP
このような空間の変化は、ドイツ北部ハノーバー(Hanover)で開催された世界最大の情報技術見本市「CeBIT」に出展されたLED(発光ダイオード)照明システム、通称「バーチャルスカイ(Virtual sky)」を使う事で可能となる。
このシステムは288個のLEDを搭載したフラットスクリーン・パネルで天井を覆う。それぞれの発光素子は赤、青、緑、白の光を発することができ、その組み合わせで1600万色を表現できる。雲のような動く形状を表現したり、時間によって日の出や日没など1日の太陽の変化を模したりすることも可能だ。
「バーチャルスカイ」を開発した独フラウンホーファー協会(Fraunhofer Institute)のマティアス・ブエス(Matthias Bues)氏によると、空間が広がっているという感覚が、働く人の生産性を大きく向上させることが研究結果で示されている。「(この照明は)本当に屋外にいるような気分にしてくれる。光は人間の幸福感にとってとても重要で、人は『オフィスにいるのではない』という感覚を好むのだ」
今回のCeBITで「バーチャルスカイ」を発表してから、フラウンホーファー協会には問い合わせが殺到しているという。蛍光灯ではなくLEDを使っているので従来のオフィス照明より環境に優しい。「数社が非常に強い関心を寄せている。間違いなく、もうすぐ実際のオフィスで目にすることになるだろう」とブエス氏。病院や福祉施設なども興味を示しているという。「お年寄りや病気の人、体に障害がある人など、外へあまり出かけることができない人たちにとっても、大きな癒し効果があるだろう」
「バーチャルスカイ」のコストは、50平方センチのパネル1枚あたり約1200ユーロ(約13万円)だという。(c)AFP