【3月10日 AFP】11-12スペイン1部リーグは10日、第27節の試合が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の2得点を挙げる活躍でレアル・ベティス(Real Betis)に3-2で辛勝し、2位との勝ち点差を13に広げた。

 リーグ戦11連勝を飾ったレアル・マドリードだったが、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督のクラブで指揮を執った通算100試合目は苦戦を強いられた。

 前半10分にベティスのホルヘ・モリーナ(Jorge Molina)の得点で先制されたレアル・マドリードは、ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)の得点で同点に追いつき、前半を1-1で折り返すと、後半はリーグ得点王のロナウドがチームを牽引した。

 後半7分にロナウドの得点で勝ち越したレアル・マドリードは、3分後にベティスのジェフェルソン・モンテーロ(Jefferson Montero)に同点ゴールを許したものの、同27分にロナウドがシーズン通算32得点目となるゴールで決勝点を奪った。

■マラガがレバンテに勝利し4位浮上

 一方、マラガ(Malaga CF)が1-0でレバンテ(Levante)を下し、4位に浮上した。

 2011年夏に大型補強を行ったマラガは、後半6分にホセ・サロモン・ロンドン(Jose Salomon Rondon)が決勝点を奪い、低予算ながら今シーズン躍進を見せているレバンテから勝利を収めた。

 同日行われたその他の試合では、スポルティング・デ・ヒホン(Real Sporting de Gijon)が1-0でセビージャFC(Sevilla FC)から勝利を収め、降格争いから一歩抜け出した。一方、最下位に沈むレアル・サラゴサ(Real Zaragoza)は0-3でレアル・ソシエダ(Real Sociedad)に敗れ、状況はさらに厳しくなっている。(c)AFP/Tim Hanlon