【2月25日 AFP】(記事更新、写真追加)サッカー国際親善試合は24日、大阪の長居スタジアム(Nagai Stadium)で行われ、日本はアイスランドと対戦し、3-1で勝利した。

 第15回アジアカップ(AFC Asian Cup 2011)王者の日本は、前半2分に大久保嘉人(Yoshito Okubo)とのパス交換をした槙野智章(Tomoaki Makino)が左サイドからクロスを上げると、前田遼一(Ryoichi Maeda)がこれを頭で合わせて先制した。

 試合の主導権を握った日本は、前半はアイスランドに得点のチャンスすら作らせず、迎えた後半8分には途中出場の中村憲剛(Kengo Nakamura)からのパスを受けた藤本淳吾(Jungo Fujimoto)が自身の代表初ゴールを決め、リードを広げた。

 同34分には槙野も代表初ゴールを挙げて3点目を奪った日本は、アイスランドの反撃を試合終了間際のペナルティーキック(PK)のみに抑えた。

 日本のアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督は試合後、「2012年の初戦だったので勝ちたかった。フィジカル的には100パーセントではなかったものの、選手たちは良いパフォーマンスを見せてくれた。この流れを維持してくれればと思う」とコメントした。

 日本は、29日に2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)アジア3次予選、グループCの最終戦となるホームでのウズベキスタン戦を控えている。日本とウズベキスタンは、ともに最終予選への出場権をすでに獲得している。(c)AFP