国連総会、対シリア決議案を採択 中露など反対
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【2月17日 AFP】国連総会は16日、シリアのバッシャール・アサド(Bashar Al-Assad)大統領による反体制派に対する武力攻撃の速やかな中止を求める決議案を、賛成137、反対12で採択した。
エジプトなどのアラブ諸国が提出した決議案は、シリア国内で「組織的な人権侵害がまん延している」などとしていた。中国、ロシア、イランなどが反対票を投じ、17か国が棄権した。
ロシアの国連代表は、ロシアが提案した修正が反映されなかったため反対したと述べた。中国の国連代表は、この決議案は主権国家に対する必要以上の介入になると述べた。(c)AFP
エジプトなどのアラブ諸国が提出した決議案は、シリア国内で「組織的な人権侵害がまん延している」などとしていた。中国、ロシア、イランなどが反対票を投じ、17か国が棄権した。
ロシアの国連代表は、ロシアが提案した修正が反映されなかったため反対したと述べた。中国の国連代表は、この決議案は主権国家に対する必要以上の介入になると述べた。(c)AFP