【2月16日 AFP】フランス南部マルセイユ(Marseille)近郊で15日、恋人同士だった男女が犬の養育権をめぐって争っていた訴訟の判決言い渡しがあった。

 原告女性のエディスさんは、当時付き合っていた恋人のジャンマリーさんに、「プペット」と名づけた黒いテリアの子犬をプレゼントした。だが1年と3か月後、2人は破局。エディスさんはジャンマリーさんを相手取り、プペットを返すよう求める訴訟を起こした。

 一方、ジャンマリーさん側は、プペットが常にジャンマリーさんと生活していたことや、2人が1度も同居しなかったことを理由に、フランスの財産法に基づき、プペットの所有権はジャンマリーさんにあると主張していた。

 最終的に、裁判所はプペットの所有権はジャンマリーさんにあると判断。エディスさんは敗訴した。

 ジャンマリーさん側の弁護士によると、裁判所はプペットを「私有財産」扱いとしたうえで、プペットはジャンマリーさんの所有物だったと判断し、ジャンマリーさんには引き続きプペットを所有する権利があるとの結論を下したという。

 ジャンマリーさんがプペットを「完ぺきに世話していた」ことも有利に働いたようだ。弁護士によれば、ジャンマリーさんは裁判所の判断に安堵(あんど)しているという。弁護士は、「プペットにとって最善の利益が考慮された形の判決だ」と歓迎した。

 一方、エディスさんは、プペットを失った上に、ジャンマリーさんの訴訟費用も支払うよう命じられた。(c)AFP