【2月10日 MODE PRESS】南仏プロヴァンスにショップを構えるショコラメゾン「ジョエルデュラン(Joel Durand)」の日本初となる路面店が1月、東京・銀座にオープンした。1階はショコラやコンフィチュールが並ぶショップ、2階は明るくゆったりとしたカフェで構成された店内は、銀座らしい大人っぽさが漂う。オープンから約1か月が経ち、バレンタイン間近なシーズンになった2月上旬、週末は1日200人以上が来店するちょっとした街の注目スポットになっている。

■ジョエルデュラン、“チョコレートの調香師”

 若干14歳でパティシエとしてのキャリアをスタートしたジョエル・デュランは、24歳で現在の本店があるプロヴァンスのサンレミにショコラトリーをオープン。28歳でフランス最優秀チョコレート職人に授けられる「クラブ・デ・クロクールド・ショコラ」を史上最年少で受賞した奇才ショコラティエだ。日本では、数年前から「サロン・デュ・ショコラ」などのイベントに参加しており、2011年新宿高島屋に出店。認知度も徐々に高まりつつある。

 ジョエルは、素材の味はもちろん、 香りにも強いこだわりを持っている。ガナッシュに使用するローズマリーには、乾燥したものではなく自分の庭で取れるフレッシュなものを用いるなど、カカオと素材との香りのマリアージュを深く追求している。そのこだわりぶりはショコラ界でも有名だ。そんな彼を“チョコレートの調香師”と呼ぶ人も多い。

■26種類のA-Zチョコ

 ジョエルデュランでは、A~Zまでのアルファベットに沿った26種類のチョコレートを展開する。プロヴァンスやフランスを中心に世界中から最高の素材を厳選し、それぞれ適したチョコレートと混ぜあわせて香り高いガナッシュを作成。それをA~Z全て同じブラックチョコレートでコーティングして一粒一粒丁寧に作り上げている。見た目は同じようでも、口にしたときに広がる味と香りは千差万別。なかでも人気は、オレンジをたっぷり使用した「O」だ。

 好きな味で選ぶのも良いが、「THANK YOU」などのメッセージや贈る相手の名前にアルファベットを組み合わせたギフトも人気(ボックスは8個、9個、15個、30個の4種)。すべて1粒401円で5粒から販売する。

 ほかに、プロヴァンスで幸運の象徴とされている“セミ”を模ったチョコレート、タブレットチョコ、種類豊富なキャラメルやコンフィチュールが揃う。

■初の試みはジョエルデュランカフェ

 今回の銀座店では、世界唯一となるジョエルデュランカフェが展開されている。初のカフェ展開とあり、ジョエル氏自らも積極的にメニュー開発に加わった。イチオシは、さっぱりとした大人向けパフェ「リエジョア」。プラリネやグラス(アイス)、クリームなどが9層になったボリュームあるものだが、ブラックチョコレートや無糖クリームを用いることで甘すぎない大人向けに仕上げられている。ドリンクは、コーヒー・紅茶のほか、ショコラショー、ワインといったラインアップ。どれも“チョコレートの味と香りを邪魔しない”ことがポイントだ。

 サンレミのショップをイメージした明るい落ち着いた配色のインテリアを用いた空間は、思わず長居してしまいそうなほどゆったりとした雰囲気。買い物帰りにも立ち寄りやすい、夜9時まで営業する。

【ショップ情報】
住所:東京都中央区銀座5-5-8 西五番街坂口ビル1・2F
営業時間:11:00~21:00 年中無休
問い合わせ先:03-6251-9707(日本総代理店)
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