【2月6日 AFP】サッカー2012アフリカネイションズカップ(2012 Africa Cup of Nations)は5日、ガボンで準々決勝の2試合が行われ、ガーナとマリが準決勝に進出した。

 予選グループで3連勝を飾り準々決勝に進出していたガボンは、後半10分にピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)のゴールで先制。しかし、以前ガボン代表の監督を務めたことのあるアラン・ジレス(Alain Giresse)氏率いるマリは、同38分にシェイク・ティディアン・ディアバテ(Cheick Tidiane Diabate)が同点ゴールを挙げ、試合を降り出しに戻した。

 延長戦に入っても両チーム譲らず、試合はペナルティーキック(PK)戦に突入すると、ガボンはオーバメヤンが外す中、マリは5人目のセイドゥ・ケイタ(Seydou Keita)がシュートを決め、準決勝進出を決めた。

 一方、フランスビル(Franceville)で行われた準々決勝のもう1戦では、ガーナが延長戦までもつれたチュニジアとの試合を2-1で制した。

 前半10分に主将のジョン・メンサー(John Mensah)のゴールで先制したガーナは、同42分にチュニジアのサベル・ヘリファ(Saber Khelifa)に同点ゴールを許した。

 1-1のまま突入した延長前半11分、チュニジアのGKがクロスの処理を誤りボールを落とすと、ガーナはアンドレ・アイェウ(Andre Ayew)そのボールをゴールに押し込み勝ち越した。試合はその後チュニジアのアイメン・アブデヌル(Aymen Abdennour)が暴力行為で退場処分を受けるなど、荒れた状態で終了を迎えた。

 8日に行われる準決勝で、マリはコートジボワールと、ガーナはザンビアとそれぞれ対戦する。(c)AFP/Nick Reeves