【1月29日 AFP】フィギュアスケート全米選手権(2012 Prudential U.S. Figure Skating Championships)が28日、米カリフォルニア(California)州サンノゼ(San Jose)にあるHPパビリオン(HP Pavilion)で行われ、女子シングルでアシュリー・ワグナー(Ashley Wagner)が、アイスダンスではメリル・デイビス(Meryl Davis)/チャーリー・ホワイト(Charlie White)組が優勝した。

 ショートプログラム(SP)で3位につけていたワグナーは、各選手の得点が伸び悩んだフリースケーティング(FS)でトップとなる123.96点を記録し、合計187.02点で優勝を飾った。

「ブラック・スワン(Black Swan)」の曲に合わせた演技を披露したワグナーは、3回転サルコーや着氷などでいくつかのミスを犯したものの、表現力豊かで魅力的なパフォーマンスが際立っていた。

 2位には合計180.00点でアリッサ・シズニー(Alissa Czisny)が入り、SPで首位発進したものの、FSで7位に終わったアグネス・ザワツキー(Agnes Zawadzki)は合計174.10点で3位だった。

 一方、アイスダンス・フリーダンス(FD)では、デイビス/ホワイト組が合計191.54点で大会4連覇を達成した。

 2位には合計178.84点でマイア・シブタニ(Maia Shibutani)/アレックス・シブタニ(Alex Shibutani)組、3位には合計151.60点でマディソン・ハベル(Madison Hubbell)/ザカリー・ダナヒュー(Zachary Donohue)が入った。

 デイビス/ホワイト組は、2010世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2010)でカナダのテッサ・ヴァーチュー(Tessa Virtue)/スコット・モイア(Scott Moir)組に敗れたのを最後に、出場した公式戦すべてで優勝している。(c)AFP