【1月29日 AFP】(記事更新)スペイン1部リーグは28日、第21節の試合が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はビジャレアル(Villarreal CF)と0-0で引き分け、リーグ首位に立つレアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点差は7に広がった。

 勝ち点の欲しいFCバルセロナのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、試合の均衡を打破するため選手交代や戦術変更など積極的に動いたものの、貴重な勝ち点3を逃す結果となった。

 試合開始早々にダニエル・アルヴェス(Daniel Alves)が得点機を作ったFCバルセロナは、その後もリオネル・メッシ(Lionel Messi)やセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)が再三ゴールに迫ったものの、得点を奪うことができなかった。

 一方、同日行われた試合でレアル・マドリードは、カカ(Kaka)、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)、メズート・エツィル(Mesut Ozil)が得点を記録し、レアル・サラゴサ(Real Zaragoza)に3-1で勝利した。

 本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で最下位に沈むサラゴサに先制点を許したレアル・マドリードだったが、前半32分にカカの得点で同点に追いつくと、後半4分にはロナウドのゴールで勝ち越しに成功し、同11分にはエツィルの追加点で突き放した。

 レアル・マドリードは12月に行われたFCバルセロナとの直接対決に敗れているものの、リーグ戦最近16試合で15勝を記録しており、リーグ首位を独走している。(c)AFP/Dermot Ledwith