【1月26日 AFP】27日の「国際ホロコースト記念日」を前に公表された調査結果で、ドイツの若者の5人に1人は、かつてアウシュビッツ(Auschwitz)がナチス・ドイツ(Nazi)の「死のキャンプ」だったことを知らないことが明らかになった。

 25日に公表された独シュテルン(Stern)誌による調査は19、20両日に、1002人を対象に行われた。

 その結果、全体の90%はアウシュビッツが強制収容所だったと正しく答えられたが、18~29歳の若年層では21%が「知らない」と答えた。

 なお、回答者の約3人に1人は、アウシュビッツが現在のポーランドにあることを知らなかった。

 ドイツ議会が専門家に独立調査を依頼し、今週初めに発表された報告書によると、ドイツ人の約5人に1人は隠れ反ユダヤ主義者だという。(c)AFP