【1月21日 AFP】(記事更新)11-12ドイツ・ブンデスリーガ1部は20日と21日、第18節の試合が各地で行われ、シャルケ04(Schalke04)が3-1でVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)を下し、首位のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と勝ち点で並んだ。

 20日に行われた試合でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)に1-3で敗れているバイエルンは、勝ち点37でシャルケに並ばれたものの、得失点差で上回り首位の座を守った。

 2010-11シーズン王者のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は、22日に行われるハンブルガーSV(Hamburger SV)との試合に勝利すれば、バイエルン、シャルケ04と勝ち点で並ぶことができる。

 前半3分にジョエル・マティプ(Joel Matip)のゴールで先制したシャルケは、後半12分にキリアコス・パパドプロス(Kyriakos Papadopoulos)、同35分にクラース・ヤン・フンテラール(Klaas-Jan Huntelaar)のパスからユリアン・ドラクスラー(Julian Draxler)が追加点を挙げた。

 一方、2006-07シーズンのリーグ王者シュツットガルトは、後半42分に岡崎慎司(Okazaki Shinji)が記録した1得点に終わった。

■ボルフスブルクが2連勝、アウクスブルクは最下位転落

 同日行われたそのほかの試合では、5位ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)とカイザースラウテルン(1.FC Kaiserslautern)が、1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)とハノーバー96(Hanover 96)が、それぞれ0-0の引き分けに終わった。

 VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)はセバスティアン・ポルター(Sebastian Polter)の2試合連続ゴールでケルン(1. FC Cologne)に1-0で勝利し、ニュルンベルク(1. FC Nuremberg)はアレクサンデル・エスバイン(Alexander Esswein)とドミニク・マロフ(Dominic Maroh)の得点でヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)に2-0で勝利している。

 2011年12月末にマルクス・バベル(Markus Babbel)前監督を解任し、ミヒャエル・スキッベ(Michael Skibbe)氏が監督に就任したベルリンだったが、新監督の初陣を勝利で飾ることはできなかった。

 冬の移籍市場でパピス・シセ(Papiss Cisse)をイングランド・プレミアリーグ(1部)のニューカッスル(Newcastle United)に放出したSCフライブルク(SC Freiburg)は、FCアウクスブルク(FC Augsburg)に1-0で勝利し、最下位を脱出した。一方、敗れたアウクスブルクが最下位に転落している。

■メンヘングラッドバッハ、ロイスの活躍で首位バイエルンを破る

 20日に行われた試合では、シーズン終了後にドルトムントに移籍することが決まっているメンヘングラッドバッハのマルコ・ロイス(Marco Reus)が活躍を見せた。

 前半11分にロイスのゴールで先制したメンヘングラッドバッハは、同41分と後半26分にパトリック・ヘアマン(Patrick Hermann)が追加点を奪うと、バイエルンの攻撃を後半31分にバスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)が記録した1得点に抑えた。

 メンヘングラッドバッハは2011年8月に行われたシーズン開幕戦を1-0で勝利しており、今シーズンの対バイエルン戦で2連勝を飾った。

 また、この試合でバイエルンに所属するベルギー代表ディフェンダー(DF)のダニエル・ファン・ブイテン(Daniel van Buyten)が中足骨を骨折し、8週間の戦線離脱を余儀なくされている。(c)AFP/Ryland James