【1月20日 AFP】香港(Hong Kong)を拠点とする高級ホテルグループ、シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ(Shangri-La Hotels & Resorts)は17日、同社が世界に展開する72のホテルやリゾートでフカヒレ料理の提供を停止すると発表した。

 宴会でもフカヒレ料理の新規予約受け付けを取りやめるほか、絶滅の危機にひんしているクロマグロとマジェランアイナメについても、全直営レストランで年内をめどに提供を徐々に停止する。

 サメ保護の動きは中国の消費者の間でも広がりを見せつつあり、前年11月には香港に拠点を置くペニンシュラホテルズ(Peninsula Hotels)も、フカヒレ料理の提供を1月1日から中止すると発表していた。(c)AFP/Beh Lih Yi