<senken h 119>人気アーティストが集結、「つながり」の思いをカタチに/シックス・デザインズ
このニュースをシェア
【1月16日 senken h】「絆」「つながり」――2011年もっとも心に響いたこの言葉をテーマにしたブランドがある。6人のアーティストが「絆」をコンセプトに、オリジナルのイラストを製品に描く「シックス・デザインズ(cix designs)」。今の気分を体現するこのブランドが待望の新コレクション「cix designs vol.3」をリリース。一見、ゆるくてかわいいキャラクターたちに込められた、絆日本のクリエーションとは――
i−フォンケースに、ランチボックス、Tシャツやトートバッグと毎回、多彩なアイテムにつながりを描いてきたシックス・デザインズ。vol.3ではヘッドフォンをキャンバスにデビルロボッツ、安齋肇、ザリガニワークスなど人気イラストレーターが勢揃い。今号の表紙で、市川実和子さんが着けているヘッドフォンも安齋肇デザインの新作だ。売り上げの一部は環境や教育、飢餓などの活動支援に寄付。イラストとプロダクトでアーティストとユーザーが世界へとつながっていくブランド。それがシックス・デザインズだ。
参加アーティストの安齋肇さんとタケヤマ・ノリヤさん、人気のイラストレーター2人が「つながりとデザイン」について本気で対談した。
安齋(以下A):「絆」「つながり」は2011年を象徴する言葉だけど、「シックス・デザインズ」も各アーティストという「糸」がひとつにまとまって行く、出会いの場でしたね。僕の周りにはいない、今時の感覚を持ったタケヤマさんみたいな人と仕事できるのが刺激的だったし。70年代のゆるーいアナログカルチャーに影響を受けている僕らと違う匂いがするんだけど。何年生まれ?
タケヤマ(以下T):64年生まれなんで歳は下ですけど、同じ空気を経験してますよ。例えば影響を受けたのは「ウルトラQ」。あれって未来なんだけど、どこかアナログで人間的。そんなルーツのせいか今でもパソコンじゃなくて、手描きでシックス・デザインズに描いたみたいな、ゆるーいキャラを考えちゃうんですよね。
A:それはキャラ作りのポイントだね。パソコンがよく分かんないってのもあるんだけど(笑)。
T:キャラとかイラストの原点って、ハニワやコケシかなって思うことがあるんです。それくらい手作業でできたイラスト、キャラクターデザインって、根源的なアイコン。ゆるキャラ人気も根っこは、そんなところかもしれないですね。
A:僕はキャラクターデザインって視点を変えれば、つながりを作ることなんじゃないかなと思うんです。キャラの細かい設定とか人格とかをはっきりさせないから、それぞれの人が背景を想像したり、自分なりのストーリーを加えられる。映画とかアニメだと、まず作品のしっかりした世界観があるけど、僕らのキャラものはそこのところを空白に残してあるんだよね。詳細には描かない美学(笑)。空白は使い手に委ねているから、その部分に作品と使い手の数だけのドラマができる。製品化したキャラを好きになることで、みんながつながっているってことですよね。この調和感って日本的だと思うし、そんな自由さとか余白があるのが、楽しい社会ってことかもしれないとも思いますね。タケヤマさんは、震災後の環境変化の中、どんな気持ちでどう絵を描いてたの?
T:大変なときにこそ心を一瞬でも満たすようなものって世の中を支えるんじゃないかと思うんです。いきなりですけど、80歳のおじいさんが作っている、おがくずを詰めたぬいぐるみメーカーが宇都宮にあるんです。戦争を経験した人が、戦後の混乱期にあえてそうした商売を始めて、今では宇都宮の一大産業だったおもちゃ製造の傑作と言われる。大変なときこそおもちゃとか、とぼけたイラストやキャラも無駄なようで必要な気がするんです。そんな存在にシックス・デザインズもなれば良いです。安齋さんのヘッドフォンは、何がデザインの肝なんですか?
A:タモリ倶楽部(笑)。「空耳アワー」の応募者から「はっきり聞こえてるのに、手ぬぐいはない! ちゃんと聞いて下さい」って言われて。じゃあ「今度からヘッドフォンしてやろう」と。空耳ならぬ空色のヘッドフォンを作ってみました(笑)。番組で使用されるかな。無理っぽいな(笑)。
T:僕が(シックス・デザインズのvol.1と2で)描いたイラストでは「NODOS(ノーダス)」という言葉を載せました。「結び合わせる」という意味です。(キャラクターが)眼帯をしているのは「願をかけるという意味」で2人(そのキャラが)が手をつないで仲良く歩くイメージです。この企画2010年に始まっていますから、2011年の一文字「絆」になるとは思っておらず、ものすごい偶然、奇遇を感じました。
A:あえて構築しすぎない。ゆるくて、誤解も含めて変化や解釈が広がっていくのが日本独特の感性。海外から見れば、何なのかよく分からないキャラものが、不思議と生活に浸透しているところがエキゾチックで、クールジャパンなのかもしれない。それぞれが好きなことをやりながら、調和とつながりを広げて、僕らの絆カルチャーを生み出していければ良いですね。
◆「シックス・デザインズ」が買えるのはココ/縁をつなげる新セレクトショップ
「エッジ」渋谷オープン
「シックス・デザインズ」のフルラインアップも揃う初のセレクトショップ「edge」(エッジ)が渋谷キャットストリートにオープン。「edge=尖ったセンス、縁」のコンセプトで、大切に作られたもの・エッジーなブランドを、世の中へとつなげていく。そんな新しいファッション・ライフスタイルストアだ。
【ショップ情報】
住所:東京都渋谷区神宮前6の16の5 HOLON3(B1F/1F)
TEL: 03・6418・5803
(c)senken h
【関連情報】
◆特集:senken h 119
i−フォンケースに、ランチボックス、Tシャツやトートバッグと毎回、多彩なアイテムにつながりを描いてきたシックス・デザインズ。vol.3ではヘッドフォンをキャンバスにデビルロボッツ、安齋肇、ザリガニワークスなど人気イラストレーターが勢揃い。今号の表紙で、市川実和子さんが着けているヘッドフォンも安齋肇デザインの新作だ。売り上げの一部は環境や教育、飢餓などの活動支援に寄付。イラストとプロダクトでアーティストとユーザーが世界へとつながっていくブランド。それがシックス・デザインズだ。
参加アーティストの安齋肇さんとタケヤマ・ノリヤさん、人気のイラストレーター2人が「つながりとデザイン」について本気で対談した。
安齋(以下A):「絆」「つながり」は2011年を象徴する言葉だけど、「シックス・デザインズ」も各アーティストという「糸」がひとつにまとまって行く、出会いの場でしたね。僕の周りにはいない、今時の感覚を持ったタケヤマさんみたいな人と仕事できるのが刺激的だったし。70年代のゆるーいアナログカルチャーに影響を受けている僕らと違う匂いがするんだけど。何年生まれ?
タケヤマ(以下T):64年生まれなんで歳は下ですけど、同じ空気を経験してますよ。例えば影響を受けたのは「ウルトラQ」。あれって未来なんだけど、どこかアナログで人間的。そんなルーツのせいか今でもパソコンじゃなくて、手描きでシックス・デザインズに描いたみたいな、ゆるーいキャラを考えちゃうんですよね。
A:それはキャラ作りのポイントだね。パソコンがよく分かんないってのもあるんだけど(笑)。
T:キャラとかイラストの原点って、ハニワやコケシかなって思うことがあるんです。それくらい手作業でできたイラスト、キャラクターデザインって、根源的なアイコン。ゆるキャラ人気も根っこは、そんなところかもしれないですね。
A:僕はキャラクターデザインって視点を変えれば、つながりを作ることなんじゃないかなと思うんです。キャラの細かい設定とか人格とかをはっきりさせないから、それぞれの人が背景を想像したり、自分なりのストーリーを加えられる。映画とかアニメだと、まず作品のしっかりした世界観があるけど、僕らのキャラものはそこのところを空白に残してあるんだよね。詳細には描かない美学(笑)。空白は使い手に委ねているから、その部分に作品と使い手の数だけのドラマができる。製品化したキャラを好きになることで、みんながつながっているってことですよね。この調和感って日本的だと思うし、そんな自由さとか余白があるのが、楽しい社会ってことかもしれないとも思いますね。タケヤマさんは、震災後の環境変化の中、どんな気持ちでどう絵を描いてたの?
T:大変なときにこそ心を一瞬でも満たすようなものって世の中を支えるんじゃないかと思うんです。いきなりですけど、80歳のおじいさんが作っている、おがくずを詰めたぬいぐるみメーカーが宇都宮にあるんです。戦争を経験した人が、戦後の混乱期にあえてそうした商売を始めて、今では宇都宮の一大産業だったおもちゃ製造の傑作と言われる。大変なときこそおもちゃとか、とぼけたイラストやキャラも無駄なようで必要な気がするんです。そんな存在にシックス・デザインズもなれば良いです。安齋さんのヘッドフォンは、何がデザインの肝なんですか?
A:タモリ倶楽部(笑)。「空耳アワー」の応募者から「はっきり聞こえてるのに、手ぬぐいはない! ちゃんと聞いて下さい」って言われて。じゃあ「今度からヘッドフォンしてやろう」と。空耳ならぬ空色のヘッドフォンを作ってみました(笑)。番組で使用されるかな。無理っぽいな(笑)。
T:僕が(シックス・デザインズのvol.1と2で)描いたイラストでは「NODOS(ノーダス)」という言葉を載せました。「結び合わせる」という意味です。(キャラクターが)眼帯をしているのは「願をかけるという意味」で2人(そのキャラが)が手をつないで仲良く歩くイメージです。この企画2010年に始まっていますから、2011年の一文字「絆」になるとは思っておらず、ものすごい偶然、奇遇を感じました。
A:あえて構築しすぎない。ゆるくて、誤解も含めて変化や解釈が広がっていくのが日本独特の感性。海外から見れば、何なのかよく分からないキャラものが、不思議と生活に浸透しているところがエキゾチックで、クールジャパンなのかもしれない。それぞれが好きなことをやりながら、調和とつながりを広げて、僕らの絆カルチャーを生み出していければ良いですね。
◆「シックス・デザインズ」が買えるのはココ/縁をつなげる新セレクトショップ
「エッジ」渋谷オープン
「シックス・デザインズ」のフルラインアップも揃う初のセレクトショップ「edge」(エッジ)が渋谷キャットストリートにオープン。「edge=尖ったセンス、縁」のコンセプトで、大切に作られたもの・エッジーなブランドを、世の中へとつなげていく。そんな新しいファッション・ライフスタイルストアだ。
【ショップ情報】
住所:東京都渋谷区神宮前6の16の5 HOLON3(B1F/1F)
TEL: 03・6418・5803
(c)senken h
【関連情報】
◆特集:senken h 119