【1月13日 AFP】ミャンマー政府と東部カイン(カレン)州を拠点とする少数民族の反政府武装組織「カレン民族同盟(Karen National UnionKNU)」は12日、同州の州都パアン(Hpa-an)で停戦合意に署名した。

 長らく続いた軍事政権のあとで昨年3月に発足した軍中心の政府は、孤立状態から脱却するためと見られる改革の一環として、少数民族との和解を模索してきた。

 期間が世界最長とも言えるKNUの武力闘争では、カイン州の多くの住民が避難を余議なくされ、数万人がミャンマー国境に近いタイの難民キャンプで暮らしている。

 カレン人の難民の組織「Karen Communities Worldwide」は、停戦合意のニュースを歓迎しながらも、警戒心は解いていない。(c)AFP/Hla Hla Htay