<senken h 119>注目の38人にインタビュー「2012年への希望と展望」~hope & view ~ vol.3
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【1月13日 senken h】さまざまなことが起こった2011年。それらを踏まえて、注目の38人に、変化・展望・希望をテーマにインタビューを行った。聞いたのは以下の3つの質問。
■change : 東日本大震災がありました。3.11のその日から、あなたが変わったこと、変えたことなどはありましたか?
■view : 2012年は、どのようになっていくとお考えですか?
■hope : 2012年 あなたはどのような年にしていきたい、どのような活動をしたいとお考えですか?
◆「みんなの笑顔を繋げていくことで世界を平和にできますように」
Q-pot.(キューポット.) デザイナー/ワカマツタダアキ(Tadaaki Wakamatsu)さん
■change:震災を目の当たりにし、デザイナーとして出来ること、すべきことを考えました。震災直後の展示会では、準備していたテーマもデザインも、すべてを白紙に戻し、「人と自然との共生=ゼロからの出発」をテーマに作り替えました。改めてデザイナーとして、みんなの笑顔をつなげていくことで世界を平和にしたいと思っています。
■view:2011年はドネーション活動を通して、改めて人と人とのつながりの大切さを認識しました。2012年はより人とのつながりやコミュニケーションが大切になっていくと思います。たくさんの人が泣いたり、傷ついたりしている今だからこそ、いつまでも人の心に寄り添うデザインで、世の中に貢献し続けていかなければと使命を感じています。
■hope:2012年、Q-pot.はブランド立ち上げから10周年を迎えます。「今までの10年ありがとう!」という感謝の気持ちと「これからの10年もよろしく!」というメッセージを込めて、世の中が楽しくハッピーになるような、デザインやプロジェクトをたくさん準備しています。10年前、ブランド立ち上げ当時に掲げた思いのまま、みんなが思わず笑顔になってしまうような作品を創り続けていきたいと思います。
◆ミキオサカベ(MIKIO SAKABE) ファッションデザイナー/坂部三樹郎さん
■change:目が覚めた気がしました。世界にとって変わるべき節目・象徴のような気がします。僕たちはものごとをもっと根っこから考えていかなければならないと思います。それはファッションの世界でも同じです。
■view:より根本的な幸せに日本人は向かっていくと思います。
■hope:一からファッションを考えたい。それはシステムなども含め。
◆「本質を見極め前進&ハッピーの連鎖を」
ベイクルーズ(BAYCREW'S) 広報・プレス DIV. PRマネージャー/土屋文さん
■change:いろいろなことがリセットされたと思います。回りの誰もが「大切なことはなにか?」を意識し始めたと思います。そしていくつか答えは違いますが、一層「自分を大切にしよう。家族、友人、一緒に働いている人々を大切にしよう。限られた時間を楽しもう」と思いました。マストだと決め込んでいたことは、知らないうちに形を変え、自分の意思とは違う方向に行き、一瞬のうちに消えてしまうのですよね。儚(はかな)くとも日々を大切にすること、です。
■view:物事の本質を見極め、気づき、痛みを伴いつつも、前進していく。そして、人の感覚や感性に触れるハッピーの連鎖を生むために努力をする年になると思います。
■hope:国内、海外問わず、いろいろなものを見ようと思っています。仕事柄、いろいろな経験をしていますが、もっとプライベートを楽しみたいですね。時間と自由があれば(笑)。あと、より家族との時間を大切にしたいです。親、夫、犬…全員お年頃なので。
◆フォトグラファー/佐々木慎一さん
■change:自分にとって何が大切かを、より考えるようになりました。
■view:再スタート。
■hope:見る人やもちろん作る僕たちも、何かを感じて心が動く作品を作っていきたいです。
◆「働くママや女性たちへサポートを」
バロックジャパンリミテッド(BAROQUE JAPAN LIMITED) カンパニー クリエイティブ・ディレクター 兼 エンフォルド クリエイティブ・ディレクター/植田みずきさん
■change:漠然とした恐怖となかなか消しきれない不安でしばらくの間落ち込んでいました…。いろいろな情報によって困惑することも多かったように思います。今回の震災を機に、自らの責任で判断していく力を持って生きていかねばと改めて思うようになりました。
■view:新しい気持ちで一歩を踏み出す力が集まってパワフルな年になるのではないでしょうか!
■hope:「エンフォルド」のスタートを切る年になります! ファッションのパワーで日本を元気にするとともに、自らと同じ境遇の働くママや女性たちをサポートできる活動に協力していけたらと考えています。
◆「終わりがあるからこそ、今この瞬間を大切に」
フォトグラファー、ブロガー/シトウレイさん
■change:「終わる事」を意識し始めるようになりました。どんな事にも、人にも終わりは必ずやってくると言うか。と言っても決してネガティブな意味ではなくて、終わりが来るその時を常に頭の隅に感じているからこそ、今この瞬間に集中し、思う存分やり抜いてやろう、楽しんでやろうと感じ、また積極的に動くようにもなりました。
■view:先の事を予想しても意味がないので考えていません(ごめんなさい)。
■hope:今、やりたい事がいっぱい、いっぱいありすぎて! とは言えやっぱり基軸となる部分は相変わらずで、「STYLE from TOKYO」としてストリートに立ち続け、東京のストリートファッションと、そしてここに息づく人たちをドキュメントとして撮り続けていきたいと思っています。東京ストリートファッションの魅力をより世界に発信、伝えていきます。コツコツ地味に頑張ります。Thank you!
◆ソマルタ デザイナー/廣川玉枝さん
■change:今まで当たり前に過ごせていた日常が突然そうでなくなってしまった事はとてもショックな出来事でした。普段生活して仕事ができている環境や日常の価値に、日々感謝しています。
■view:これからさらにグローバルの波が押し寄せてくると思います。
■hope:海外に向けて積極的に活動・発信できる年にしたいと思っています。
◆「再出発的な1年に。被災地支援を継続しながら全力で集中したい」
マスターマインド・ジャパン(mastermind JAPAN) デザイナー/本間正章(Masaaki Honma)さん
■change:今の現状を、当たり前だと思わなくなりました。個人として、会社として少しでも被災者の方々や被災地の力になれる方法はないかと考えて仕事をするようにも。今まで以上に毎日を全力で悔いの残らないように仕事をしています。
■view:再出発的な1年になると思います。日本人としてどう世界の人たちと理解しあっていくか、今まで以上の努力が必要。アパレル業界は厳しくなっていく一方だと思いますが、ただ企画して物を売るといった単純な考え方のブランドはさらに淘汰(とうた)されていくのではないでしょうか。
■hope:12年からパリでのみの展示会発表をやめ、日本でのみの展示会発表になります。ブランド活動休止までのラスト2回の展示会に集中したいです。もちろん、昨年同様被災地に向けて何か出来ることは継続していきたいと考えています。
◆「未来に向けて、目いっぱいfoolishになってみたい」
ジュン(JUN) アダム エ ロペ プレスチーフ/車田友樹さん
■change:自分の中で勝手に作り上げられたさまざまな既成概念が大きく崩れました。平穏な、「普段どおり」の生活は、実はすごくもろい土台の上に成り立っていて、いつでも「普段どおり」にいかなくなることが起き得ると痛感しました。実家が仙台にあり、大きな被害は免れましたが、家族からリアルタイムに現地の状況を聞いていましたので、より一層その印象は強く残りました。
■view:震災があったことで学び成長した部分を生かし、リスタートの年として日本全体が活気づいてくれればいいな、と思います。ファッション業界では、「アダム エ ロペ ビオトープ」のような店舗の空間や商品群が醸す雰囲気、五感のすべてに一貫したコンセプトが感じられるような、心に残る消費体験を求めているような気がします。高くても良いモノを、大切に長く使うことを望む流れが、続いていく、もしくはさらに加速すると考えています。
■hope:過去と現在を比較することが必要な場合もありますが、これからは未来にどんなことが起きるのか、自分はどうなっていくべきか、もっと先のビジョンを考えるようにして行かなければと思います。また、当社の理念の一つに「Be Foolish」(バカであれ)と言うものがあります。ジュンは、好きなこと、興味のあることをとことん追求して仕事にすることができる会社です。そんな恵まれた環境で、目一杯 foolishになってみたいと思います。
◆「国内外から求められる自分でありたい。常にチャレンジ」
スタイリスト/YOSHI MIYAMASUさん
■change:世の中に絶対(安全)ということは存在しないということをまざまざと感じました。どこか現状に甘えていた自分に、本気で1日1日を生きるということと、どんな状況におかれても良い部分を探し、楽しむことを忘れないことを再認識した瞬間でした。
■view:経済的な面で言うと、ギリシャ危機でヨーロッパ経済はたまた世界経済が不安定になっていく懸念があります。その中で今年は日本を含めアジアが世界の経済を引っ張っていくことになると思います。その一端を少しでも担っていきたいですね!
■hope:日本国内、アジア含め海外の仕事すべてにベストを尽くして、日本中・世界中から求められる自分でありたい。それでいて、家族や友人とも楽しい時間を共有していける時間の管理を徹底的にしていきたいですね。最後に先日亡くなられたスティーブ・ジョブズ氏のスタンフォード大学で演説した時の言葉「Stay hungry, Stay foolish」を胸に秘め、来年もチャレンジし続けます!
◆ジーヴィジーヴィ(G.V.G.V.) デザイナー/マグ(MUG)さん
■change:震災後にファッションとは何か、ファッションに出来る事は何かを考えさせられ、自分自身ファッションに対するマインドはより前向きなものになったと思う。
■view:ファッションを含め世の中すべてがより細分化され、今まで以上にネット化が進むと思う。
■hope:11年よりもさらに地に足を付けて進んでいきたい。ワールドワイドにセールスを広げていきたい。
◆シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)/竹内昭(Akira Takeuchi)さん、中西妙佳(Tayuka Nakanishi)さん
■change:モノ作りへの姿勢は変えず、続けることが大切だと考えていますが、国民としてできる事も意識するようになりました。
■view:何気ない輝きを大切にしています。そこから得られる感動を伝えていきたいです。
■hope:10周年を迎え、活動を見直すような事や次への試金石となるプロジェクトに着手していくつもりです。大きな夢を描きつつも人生と仕事を引き寄せる努力も必要と思っています。
◆「大きなモノの考え方を共有できる、発展の年」
スマイルズ 代表取締役社長/遠山正道さん
■change:コストの適正化などが進み、企業の体質がすっきりと良くなりました。つまらないことでスタックするのではなく、みんなが前向きになったと思います。小さなものですが会社が3つでき、それは前向きな姿勢の表れだと思います。
■view:正しいモノ、正直な考えなどがベースになっていくと思う。また、細かいことに足を取られるのではなく、大きなモノの考え方を世の中が共有していけると思う。発展の年。
■hope:新しいことにチャレンジする風土をもっともっと進めたい。視野を大きく持つ。こうじゃなきゃいけないというこだわりを捨て、やりたくて、やるべきことに機敏に感応し、アライアンスなどを組み、大胆に行動する。
◆「心の時代、代わりのいない唯一の存在へ」
サザビーリーグ ロンハーマン(RonHerman) ジェネラルマネージャー/三根弘毅さん
■change:自分を幸せにするのに2つの方法があるとして、一つは、欲しいモノを求めて手に入れる事。もう一つは、今あるものについての考え方を変えそれを幸せと思うこととした時。後者の考えが強くなりました。今も被災している方、苦しんでいる方がたくさんいることを忘れずに、生きたいですね。
■view:さらに「心」の時代になると思います。古いとか、新しいとか、トレンドとかはそろそろどうでも良いのではないのかなと思っています。それよりどれだけ心こめて、強い思いを伝えることこそ、本当の意味で商売ではないのかなと感じています。もっと深い所に何かがあると思うので、それを感じられる人間でいたいですね。
■hope:「かわりのいない存在」になりたいですね。自分にしかできないことを実行し、スタッフと分かち合い、多少、社会のためになれればと思います。自らのライフスタイルを慈しみ、それを創造することですね。それが自分の存在意義で生かされている理由なのではないかと感じています。今年も、自分勝手にいきます。
◆「変えることを恐れず、新たな視点や発想への挑戦」
アバハウスインターナショナル プレス 兼 店舗運営部 販売促進チーム マネージャー/齋藤玲緒奈さん
■change:月並みですが、当たり前の日常などないと言うことに気付かされました。何事もなく過ぎて行く平凡な毎日がいかに幸せな時間であるのか。そして、先のことなど誰にも分からないからこそ、生かされ与えられた時間で自分は何をすべきか、改めて考えるようになりました。
■view:震災を契機に露呈したさまざまな社会問題の解決に向けて、世の中がかつてなく大きく変動し始める年になると考えます。崩れかけた旧式の価値観に基づいた時代の終わりの始まりです。
■hope:これまでの考え方にとらわれず自分自身をリニューアルする計画です。変えることを恐れず、新たな視点、発想を大切にしていきたいと思います。また、会社として取り組んできた震災復興支援活動についても引き続き、中長期的な観点から何をすべきか考えていくつもりです。
◆「着こなしの自由度が進化して、フリーの時代へ」
ファッションジャーナリスト/宮田理江さん
■change:ファッションの存在意義やあり方について、これまで以上に深く考えるようになりました。着替えるという行為が1日の時間のスイッチになり、身支度を調えることが内面に張りをもたらすといった、当たり前の日常の中で服が果たす役割を、思い起こさせてくれました。最も身近な自己表現であるおしゃれを、自分流に楽しむファッションを提案という、自分なりの形で伝えてきたつもりです。
■view:着こなしの自由度がさらに高まる転換点になると見ています。昨年は、「大人カワイイ」「美魔女」ブームと「エージレス」や、性差や時代を超えた「レス(ジェンダーレス、タイムレス)」な装いが定着しました。今年は、さらに先へ進んで、「フリー」の時代になりそうです。境界を踏み越える「レス」よりも、能動的で前向きな境界を意識しないシーンフリー、シーズンフリー、トレンドフリーの着こなしが市民権を得ていきそうです。
■hope:おしゃれの楽しさ、面白さをもっと分かりやすく伝えていきたいと思います。世界でも珍しい、自在のスタイリングが許される日本ですが、まだまだ冒険できずにいる「消去法的コンサバ派」も大勢いるようです。ファッションでの自己流の方法論を見つけるヒントを提示し、オシャレの楽しさを実感してもらえるように提案していきたいです。
◆女優/上戸彩さん
■hope:2012年は自己プロデュースで頑張ります!! (c)senken h
【関連情報】
◆特集:senken h 119
◆注目の38人にインタビュー「2012年への希望と展望」~hope & view ~ vol.1
◆注目の38人にインタビュー「2012年への希望と展望」~hope & view ~ vol.2
■change : 東日本大震災がありました。3.11のその日から、あなたが変わったこと、変えたことなどはありましたか?
■view : 2012年は、どのようになっていくとお考えですか?
■hope : 2012年 あなたはどのような年にしていきたい、どのような活動をしたいとお考えですか?
◆「みんなの笑顔を繋げていくことで世界を平和にできますように」
Q-pot.(キューポット.) デザイナー/ワカマツタダアキ(Tadaaki Wakamatsu)さん
■change:震災を目の当たりにし、デザイナーとして出来ること、すべきことを考えました。震災直後の展示会では、準備していたテーマもデザインも、すべてを白紙に戻し、「人と自然との共生=ゼロからの出発」をテーマに作り替えました。改めてデザイナーとして、みんなの笑顔をつなげていくことで世界を平和にしたいと思っています。
■view:2011年はドネーション活動を通して、改めて人と人とのつながりの大切さを認識しました。2012年はより人とのつながりやコミュニケーションが大切になっていくと思います。たくさんの人が泣いたり、傷ついたりしている今だからこそ、いつまでも人の心に寄り添うデザインで、世の中に貢献し続けていかなければと使命を感じています。
■hope:2012年、Q-pot.はブランド立ち上げから10周年を迎えます。「今までの10年ありがとう!」という感謝の気持ちと「これからの10年もよろしく!」というメッセージを込めて、世の中が楽しくハッピーになるような、デザインやプロジェクトをたくさん準備しています。10年前、ブランド立ち上げ当時に掲げた思いのまま、みんなが思わず笑顔になってしまうような作品を創り続けていきたいと思います。
◆ミキオサカベ(MIKIO SAKABE) ファッションデザイナー/坂部三樹郎さん
■change:目が覚めた気がしました。世界にとって変わるべき節目・象徴のような気がします。僕たちはものごとをもっと根っこから考えていかなければならないと思います。それはファッションの世界でも同じです。
■view:より根本的な幸せに日本人は向かっていくと思います。
■hope:一からファッションを考えたい。それはシステムなども含め。
◆「本質を見極め前進&ハッピーの連鎖を」
ベイクルーズ(BAYCREW'S) 広報・プレス DIV. PRマネージャー/土屋文さん
■change:いろいろなことがリセットされたと思います。回りの誰もが「大切なことはなにか?」を意識し始めたと思います。そしていくつか答えは違いますが、一層「自分を大切にしよう。家族、友人、一緒に働いている人々を大切にしよう。限られた時間を楽しもう」と思いました。マストだと決め込んでいたことは、知らないうちに形を変え、自分の意思とは違う方向に行き、一瞬のうちに消えてしまうのですよね。儚(はかな)くとも日々を大切にすること、です。
■view:物事の本質を見極め、気づき、痛みを伴いつつも、前進していく。そして、人の感覚や感性に触れるハッピーの連鎖を生むために努力をする年になると思います。
■hope:国内、海外問わず、いろいろなものを見ようと思っています。仕事柄、いろいろな経験をしていますが、もっとプライベートを楽しみたいですね。時間と自由があれば(笑)。あと、より家族との時間を大切にしたいです。親、夫、犬…全員お年頃なので。
◆フォトグラファー/佐々木慎一さん
■change:自分にとって何が大切かを、より考えるようになりました。
■view:再スタート。
■hope:見る人やもちろん作る僕たちも、何かを感じて心が動く作品を作っていきたいです。
◆「働くママや女性たちへサポートを」
バロックジャパンリミテッド(BAROQUE JAPAN LIMITED) カンパニー クリエイティブ・ディレクター 兼 エンフォルド クリエイティブ・ディレクター/植田みずきさん
■change:漠然とした恐怖となかなか消しきれない不安でしばらくの間落ち込んでいました…。いろいろな情報によって困惑することも多かったように思います。今回の震災を機に、自らの責任で判断していく力を持って生きていかねばと改めて思うようになりました。
■view:新しい気持ちで一歩を踏み出す力が集まってパワフルな年になるのではないでしょうか!
■hope:「エンフォルド」のスタートを切る年になります! ファッションのパワーで日本を元気にするとともに、自らと同じ境遇の働くママや女性たちをサポートできる活動に協力していけたらと考えています。
◆「終わりがあるからこそ、今この瞬間を大切に」
フォトグラファー、ブロガー/シトウレイさん
■change:「終わる事」を意識し始めるようになりました。どんな事にも、人にも終わりは必ずやってくると言うか。と言っても決してネガティブな意味ではなくて、終わりが来るその時を常に頭の隅に感じているからこそ、今この瞬間に集中し、思う存分やり抜いてやろう、楽しんでやろうと感じ、また積極的に動くようにもなりました。
■view:先の事を予想しても意味がないので考えていません(ごめんなさい)。
■hope:今、やりたい事がいっぱい、いっぱいありすぎて! とは言えやっぱり基軸となる部分は相変わらずで、「STYLE from TOKYO」としてストリートに立ち続け、東京のストリートファッションと、そしてここに息づく人たちをドキュメントとして撮り続けていきたいと思っています。東京ストリートファッションの魅力をより世界に発信、伝えていきます。コツコツ地味に頑張ります。Thank you!
◆ソマルタ デザイナー/廣川玉枝さん
■change:今まで当たり前に過ごせていた日常が突然そうでなくなってしまった事はとてもショックな出来事でした。普段生活して仕事ができている環境や日常の価値に、日々感謝しています。
■view:これからさらにグローバルの波が押し寄せてくると思います。
■hope:海外に向けて積極的に活動・発信できる年にしたいと思っています。
◆「再出発的な1年に。被災地支援を継続しながら全力で集中したい」
マスターマインド・ジャパン(mastermind JAPAN) デザイナー/本間正章(Masaaki Honma)さん
■change:今の現状を、当たり前だと思わなくなりました。個人として、会社として少しでも被災者の方々や被災地の力になれる方法はないかと考えて仕事をするようにも。今まで以上に毎日を全力で悔いの残らないように仕事をしています。
■view:再出発的な1年になると思います。日本人としてどう世界の人たちと理解しあっていくか、今まで以上の努力が必要。アパレル業界は厳しくなっていく一方だと思いますが、ただ企画して物を売るといった単純な考え方のブランドはさらに淘汰(とうた)されていくのではないでしょうか。
■hope:12年からパリでのみの展示会発表をやめ、日本でのみの展示会発表になります。ブランド活動休止までのラスト2回の展示会に集中したいです。もちろん、昨年同様被災地に向けて何か出来ることは継続していきたいと考えています。
◆「未来に向けて、目いっぱいfoolishになってみたい」
ジュン(JUN) アダム エ ロペ プレスチーフ/車田友樹さん
■change:自分の中で勝手に作り上げられたさまざまな既成概念が大きく崩れました。平穏な、「普段どおり」の生活は、実はすごくもろい土台の上に成り立っていて、いつでも「普段どおり」にいかなくなることが起き得ると痛感しました。実家が仙台にあり、大きな被害は免れましたが、家族からリアルタイムに現地の状況を聞いていましたので、より一層その印象は強く残りました。
■view:震災があったことで学び成長した部分を生かし、リスタートの年として日本全体が活気づいてくれればいいな、と思います。ファッション業界では、「アダム エ ロペ ビオトープ」のような店舗の空間や商品群が醸す雰囲気、五感のすべてに一貫したコンセプトが感じられるような、心に残る消費体験を求めているような気がします。高くても良いモノを、大切に長く使うことを望む流れが、続いていく、もしくはさらに加速すると考えています。
■hope:過去と現在を比較することが必要な場合もありますが、これからは未来にどんなことが起きるのか、自分はどうなっていくべきか、もっと先のビジョンを考えるようにして行かなければと思います。また、当社の理念の一つに「Be Foolish」(バカであれ)と言うものがあります。ジュンは、好きなこと、興味のあることをとことん追求して仕事にすることができる会社です。そんな恵まれた環境で、目一杯 foolishになってみたいと思います。
◆「国内外から求められる自分でありたい。常にチャレンジ」
スタイリスト/YOSHI MIYAMASUさん
■change:世の中に絶対(安全)ということは存在しないということをまざまざと感じました。どこか現状に甘えていた自分に、本気で1日1日を生きるということと、どんな状況におかれても良い部分を探し、楽しむことを忘れないことを再認識した瞬間でした。
■view:経済的な面で言うと、ギリシャ危機でヨーロッパ経済はたまた世界経済が不安定になっていく懸念があります。その中で今年は日本を含めアジアが世界の経済を引っ張っていくことになると思います。その一端を少しでも担っていきたいですね!
■hope:日本国内、アジア含め海外の仕事すべてにベストを尽くして、日本中・世界中から求められる自分でありたい。それでいて、家族や友人とも楽しい時間を共有していける時間の管理を徹底的にしていきたいですね。最後に先日亡くなられたスティーブ・ジョブズ氏のスタンフォード大学で演説した時の言葉「Stay hungry, Stay foolish」を胸に秘め、来年もチャレンジし続けます!
◆ジーヴィジーヴィ(G.V.G.V.) デザイナー/マグ(MUG)さん
■change:震災後にファッションとは何か、ファッションに出来る事は何かを考えさせられ、自分自身ファッションに対するマインドはより前向きなものになったと思う。
■view:ファッションを含め世の中すべてがより細分化され、今まで以上にネット化が進むと思う。
■hope:11年よりもさらに地に足を付けて進んでいきたい。ワールドワイドにセールスを広げていきたい。
◆シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)/竹内昭(Akira Takeuchi)さん、中西妙佳(Tayuka Nakanishi)さん
■change:モノ作りへの姿勢は変えず、続けることが大切だと考えていますが、国民としてできる事も意識するようになりました。
■view:何気ない輝きを大切にしています。そこから得られる感動を伝えていきたいです。
■hope:10周年を迎え、活動を見直すような事や次への試金石となるプロジェクトに着手していくつもりです。大きな夢を描きつつも人生と仕事を引き寄せる努力も必要と思っています。
◆「大きなモノの考え方を共有できる、発展の年」
スマイルズ 代表取締役社長/遠山正道さん
■change:コストの適正化などが進み、企業の体質がすっきりと良くなりました。つまらないことでスタックするのではなく、みんなが前向きになったと思います。小さなものですが会社が3つでき、それは前向きな姿勢の表れだと思います。
■view:正しいモノ、正直な考えなどがベースになっていくと思う。また、細かいことに足を取られるのではなく、大きなモノの考え方を世の中が共有していけると思う。発展の年。
■hope:新しいことにチャレンジする風土をもっともっと進めたい。視野を大きく持つ。こうじゃなきゃいけないというこだわりを捨て、やりたくて、やるべきことに機敏に感応し、アライアンスなどを組み、大胆に行動する。
◆「心の時代、代わりのいない唯一の存在へ」
サザビーリーグ ロンハーマン(RonHerman) ジェネラルマネージャー/三根弘毅さん
■change:自分を幸せにするのに2つの方法があるとして、一つは、欲しいモノを求めて手に入れる事。もう一つは、今あるものについての考え方を変えそれを幸せと思うこととした時。後者の考えが強くなりました。今も被災している方、苦しんでいる方がたくさんいることを忘れずに、生きたいですね。
■view:さらに「心」の時代になると思います。古いとか、新しいとか、トレンドとかはそろそろどうでも良いのではないのかなと思っています。それよりどれだけ心こめて、強い思いを伝えることこそ、本当の意味で商売ではないのかなと感じています。もっと深い所に何かがあると思うので、それを感じられる人間でいたいですね。
■hope:「かわりのいない存在」になりたいですね。自分にしかできないことを実行し、スタッフと分かち合い、多少、社会のためになれればと思います。自らのライフスタイルを慈しみ、それを創造することですね。それが自分の存在意義で生かされている理由なのではないかと感じています。今年も、自分勝手にいきます。
◆「変えることを恐れず、新たな視点や発想への挑戦」
アバハウスインターナショナル プレス 兼 店舗運営部 販売促進チーム マネージャー/齋藤玲緒奈さん
■change:月並みですが、当たり前の日常などないと言うことに気付かされました。何事もなく過ぎて行く平凡な毎日がいかに幸せな時間であるのか。そして、先のことなど誰にも分からないからこそ、生かされ与えられた時間で自分は何をすべきか、改めて考えるようになりました。
■view:震災を契機に露呈したさまざまな社会問題の解決に向けて、世の中がかつてなく大きく変動し始める年になると考えます。崩れかけた旧式の価値観に基づいた時代の終わりの始まりです。
■hope:これまでの考え方にとらわれず自分自身をリニューアルする計画です。変えることを恐れず、新たな視点、発想を大切にしていきたいと思います。また、会社として取り組んできた震災復興支援活動についても引き続き、中長期的な観点から何をすべきか考えていくつもりです。
◆「着こなしの自由度が進化して、フリーの時代へ」
ファッションジャーナリスト/宮田理江さん
■change:ファッションの存在意義やあり方について、これまで以上に深く考えるようになりました。着替えるという行為が1日の時間のスイッチになり、身支度を調えることが内面に張りをもたらすといった、当たり前の日常の中で服が果たす役割を、思い起こさせてくれました。最も身近な自己表現であるおしゃれを、自分流に楽しむファッションを提案という、自分なりの形で伝えてきたつもりです。
■view:着こなしの自由度がさらに高まる転換点になると見ています。昨年は、「大人カワイイ」「美魔女」ブームと「エージレス」や、性差や時代を超えた「レス(ジェンダーレス、タイムレス)」な装いが定着しました。今年は、さらに先へ進んで、「フリー」の時代になりそうです。境界を踏み越える「レス」よりも、能動的で前向きな境界を意識しないシーンフリー、シーズンフリー、トレンドフリーの着こなしが市民権を得ていきそうです。
■hope:おしゃれの楽しさ、面白さをもっと分かりやすく伝えていきたいと思います。世界でも珍しい、自在のスタイリングが許される日本ですが、まだまだ冒険できずにいる「消去法的コンサバ派」も大勢いるようです。ファッションでの自己流の方法論を見つけるヒントを提示し、オシャレの楽しさを実感してもらえるように提案していきたいです。
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