【1月10日 AFP】イングランド、FAカップ2011-12(FA Cup 2011-12)は9日、3回戦が1試合行われ、アーセナル(Arsenal)は期限付き移籍でチームに復帰したティエリ・アンリ(Thierry Henry)の決勝点でリーズ・ユナイテッド(Leeds United)に1-0で勝利し、4回戦に進出した。

 クラブの最多得点記録保持者で、2007年6月にアーセナルを退団するも、米メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・レッドブルズ(New York Red Bulls)から約2か月の期限付き移籍でチームに復帰していたアンリは、後半23分に途中出場を果たすと、11分後にはチームメイトに対してフィニッシュを決める手本を示した。

 後半34分にアンリは、完璧なタイミングでリーズ守備陣の裏に抜け出してアレクサンドル・ソング(Alexandre Song)のスルーパスを受けると、全盛期を彷彿させるような形でリーズのゴールキーパー(GK)アンディ・ロナーガン(Andy Lonergan)からゴールを奪った。

 アンリのクラブ通算227得点目となるゴールで、イングランド・チャンピオンシップ・リーグ(2部)で8位につけるリーズを下したアーセナルは、4回戦でアストン・ビラ(Aston Villa)と対戦する。(c)AFP