【1月5日 Relaxnews】エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の戴冠60周年にあたる2012年、ロンドン(London)を訪れる観光客は、五輪開催のせいで減少するかもしれない。

 英観光庁ウェブサイトVisit Britainは、12年に海外から英国を訪れる観光客を前年と同じ3070万人と予想。一方、英紙フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)は前年比で4%減~2%増の範囲になるとして、楽観的だった当初予想を大幅に下方修正した。

 英観光庁広報は英旅行業界誌トラベル・ウィークリー(Travel Weekly)に、「昨今の経済情勢の中では予測が難しいことを考えると、現在の観光客数の水準を維持できれば上々」と話している。同庁は2011年の観光客数は過去最高になるとみている。

 経験則からいくと、五輪開催で必ずしも観光客が増えるとは限らない。公式統計によると、北京五輪が開催された2008年に中国を訪れた観光客は2007年より2%少なかった。

 一方で関係当局は、五輪で注目されることが来年以降の観光客増加にはつながるとみている。実際、北京五輪後の中国への観光客は増え続けている。しかし、すでに世界有数の観光地であるロンドンで同じ現象がみられるかは全くの未知数だ。(c)Relaxnews/AFPBB News