【1月2日 AFP】11NFLは1日、第17週の試合が各地で行われ、クォーターバック(QB)のイーライ・マニング(Eli Manning)が活躍を見せたニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)が31-14でダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)を破り、プレーオフ進出を決めた。

 また、デンバー・ブロンコス(Denver Broncos)が3-7でカンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)に、シンシナティ・ベンガルズ(Cincinnati Bengals)が16-24でボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)にそれぞれ敗れたものの、プレーオフに駒を進めている。

 NFC東地区優勝を争うカウボーイズとの対戦となったレギュラーシーズンの最終戦でマニングは、3タッチダウンを含む33本中24本のパスを成功させて346ヤードを獲得し、チームの勝利に貢献した。

 第1Qにビクター・クルーズ(Victor Cruz)へ74ヤードのタッチダウンパスを決めたマニングは、第2Q終了間際にもアーマッド・ブラッドショー(Ahmad Bradshaw)へ10ヤードのタッチダウンパスを通すと、第4クォーターにはアキーム・ニックス(Hakeem Nicks)に4ヤードのタッチダウンパスを決め、チームの勝利に貢献した。

 一方、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)、ボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)、サンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)が、カンファレンス準決勝からの出場となるトップシードを確定させた。

 2タッチダウンを記録したレイ・ライス(Ray Rice)の活躍で勝利を収めたレイヴンズは、シーズン成績を12勝4敗とし、クリーブランド・ブラウンズ(Cleveland Browns)を13-9で下し同じく12勝4敗でシーズンを終えたピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)を抑えてAFC北地区優勝を決めた。

 バッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)と対戦したペイトリオッツは、第1Qで21点のビハインドを背負ったものの、QBトム・ブレイディ(Tom Brady)が3タッチダウンを含む35本中23本のパスを成功させて338ヤードを獲得する活躍でチームを牽引し、49-21で逆転勝利を収め、AFCの第1シードを確定させた。

 また、フォーティナイナーズが34-27でセントルイス・ラムズ(St Louis Rams)に勝利し、NFCのトップシードを確定させている。

 NFCの第1シードを確定させていたグリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)は、アーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)の温存により起用されたマット・フリン(Matt Flynn)が6タッチダウンを含む44本中31本のパスを成功させ480ヤードを獲得する活躍を見せ、デトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)を45-41で下し、最高成績となる15勝1敗でレギュラーシーズンを終えた。

 NFLプレーオフは8日と9日に行われるワイルドカードから始まり、NFCはジャイアンツとアトランタ・ファルコンズ(Atlanta Falcons)、ニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)とデトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)、AFCはベンガルズとヒューストン・テキサンズ(Houston Texans)、ブロンコスとスティーラーズが対戦する。(c)AFP